国産メーカーはトヨタに追いつけるか?
さてさてトヨタのシステム、新しい機能を持たせている。歩行者だけでなく、自分の前を横切ろうとする自転車に対しても反応し、自動ブレーキをかけるという。
試験動画見ると、右から20km/hくらいで走ってくる自転車を検知し、見事に自動ブレーキをかけ停車している。Aピラーの死角に入っているような自転車にも対応してくれるからすばらしい。
現時点では見通しのいい交差点という条件ながら、やがて一般的な交差点での自動ブレーキ対応もできるようになるかもしれない。
また、試験動画を見ていて気づいたのだけれど、自動ブレーキがかかる前のタイミングで警報を出している。
その時点で反応して自分でブレーキ踏めば、横切り歩行者に対し50km/hでも停止可能だと思う。自転車に対しても早いタイミングでブレーキかけられそうだ。
トヨタの新しいシステムにライバルは追いつけるだろうか? マツダと日産は、モービルアイのバージョンアップを待たなければならない。
ただ夜間の歩行者検知は必要になる。2018年中に対応してくると思う。遅れそうなのがスバル。現在使っている日立のカメラだと、横切り歩行者の検知性能が低いという。ホンダはしばらく厳しいと思っていいだろう。
【国沢光宏】
ルックスは迫力満点!! 新型アルファード/ヴェルファイア
進化したトヨタ セーフティセンスを初搭載するアルファード/ヴェルファイアは、内外装のデザイン変更、クオリティアップ、使い勝手向上、3.5Lに新開発直噴エンジンを搭載。
このエンジンに新開発のダイレクトシフト8ATを組み合わせ、最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」を設定するなど盛りだくさんの内容となっている。価格帯は335万4480円からで、ハイブリッドZRは511万9000円となる。
これまでトヨタの緊急自動ブレーキは「セーフティセンスP」、「セーフティセンスC」と、機能によって異なる名前が付けられていたが、今後はセーフティセンスに名称を統一し、アル/ヴェルから搭載される新世代システムを、順次新型車に搭載していく予定だ。
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