■首振りで走る。アーティキュレートトラック
車体前方部分の約3分の1がステアリング操作に呼応して首振り動作をすることで操舵するトラック。ホイール走行の機械でありながら、悪路走破性は驚異的に高い。
操舵時にデフがないので、ブレーキング現象を感じる点が乗り心地的にはマイナスだが、未造成の路盤を走って仕事をする機械なので、力技で曲がるという感覚が乗り心地の印象をよくしている。
【乗り心地評価:70点】
■[番外篇] 74式戦車 シートは鉄製だ
自衛隊のイベントで体験乗車。2世代古い戦車だが、現代のハイテク車にはない武骨さがある。戦車は乗車位置で乗り味が異なるが、試乗は中ほどの砲手席でシートは鉄製。
実際には座布団の使用も可とのことだったが、0.5秒ごとに継続して襲う強烈な振動は、ヘルメットを装備していなければタンコブだらけになるほど。
トーションバーのサスを装備しているはずだが、その存在が信じられないほど劣悪な乗り心地だった。
【乗り心地評価:マイナス30点】
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