快適?劣悪?重機&建機 超ド級の乗り心地


 乗り心地とその体感は、車両の数だけ個性に溢れている。普段乗る機会の少ない「重機&建機」。その乗り心地、果たしていかがなものなのか?

 このテの乗り物が大好物の編集者/ライターで、『建機の世界』『バスマガジン』編集長の末永高章氏が、その体験と乗り心地をレポートしてくれた。

※掲載写真は車両の種類を紹介するためのもので、試乗した個体ではありません。

文:末永高章
写真:ベストカー編集部
初出:ベストカー2018年4月10日号


■連続する巨大な振動。油圧ショベル

 建機の代表格ともいえる油圧ショベルは、“現場の主役”といっていい。クローラー駆動のため接地面積が大きく走破性はすばらしく高い。が、クローラーは鋼鉄のコマを接続して送り出して、走行する仕組みのため、コマが接地する瞬間のガタガタ感がモロにくる。

 さらに、衝撃吸収装置などはないに等しいため連続した巨大な振動が走行している間ずっと続く乗り心地だ。ただし、シートにはサスペンションが仕込まれているため、いくらかは緩衝される……。

【油圧ショベル】(写真はコマツPC210)。ハイブリッド機。機械質量:21.7t、最大掘削深さ:6620mm
コマツPC210・ハイブリッド機。機械質量:21.7t、最大掘削深さ:6620mm

【乗り心地評価:40点】

■ハイブリッドもあるダンプトラックは快適!

 現場内で土砂資材などを輸送するダンプトラック。大きなものは4階建てビルほどのサイズ。直径3m以上もの巨大タイヤを駆動させるため、採石場などの超オフロードでも平和に走ることができる。

 走行振動はあるものの同じ路面を20tダンプで走るよりはるかに快適だ。もちろんサスペンションシートも装備する。

コマツHD785。運転席までは階段で上がる。空車質量:72.3 t、積載質量:91t、全高:5050mm
コマツHD785。運転席までは階段で上がる。空車質量:72.3 t、積載質量:91t、全高:5050mm

【乗り心地評価:85点】

次ページは : ■地盤の凹凸を吸収する頼もしさも。ブルドーザ

最新号

ベストカー最新号

【新型プリウス デザイン判明!!】 EVスポーツで「セリカ」復活|ベストカー6月10日号

 外出自粛が続く今、自宅で紙の「ベストカー」本誌を眺めるのもいいものです。本日5月10日発売のベストカー6月10日号、注目企画はトヨタのこの先のパワーユニット戦略を暴くスクープ。水素燃焼エンジンやe-FUELの開発状況にも迫ります。  その…

カタログ