ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、プレミアムSUV「レンジローバー・ヴェラール」の2021年モデルを発表した。そのなかの注目は、マイルドハイブリッドシステムを採用した最新の2Lディーゼルエンジン(204ps/430Nm)を導入であろう。
逆風が吹くディーゼルエンジンだが、生き残るためにはハイブリッドシステムを搭載することは、必要不可欠になると考えられる。
そんなディーゼルに注力しているマツダも、排ガス規制の関係で北米でのディーゼルの販売を中止するなど、追い込まれてきている。SKYACTIV-Xにマイルドハイブリッドを搭載しているが、大きく燃費に貢献はしていない。
しかし、今後ディーゼルを引き続きやっていくならば、省燃費性能に貢献するマイルドハイブリッドを搭載しなければならないだろう。ランドローバーのケースをチェックしつつ、マツダはどういったかじ取りをするのか? マツダのこれからの戦略について考察していきたい。
文/桃田健史
写真/Land Rover、編集部
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