3人の評論家が懇切丁寧に教える ノートを選ぶ理由 新型ノートなら間違いなし!! 【クルマ1台プレゼント企画】

日産ノートe-POWER

 エッジの効いたフォルムは、まるで来たるべきカーボンニュートラル時代を象徴するかのようなクリーンなシルエット。新型ノートe-POWERはガソリンエンジンで発電してEVのリーフと同様にモーターで走る。

 走らせればほとんどピュアEVと変わらない走行フィール。スムーズなストップ&ゴーはモータードライブならでは、だ。しかしEVと決定的に異なるのが航続距離。通常のガソリン車同様、短時間の燃料補給を行うことで、充電いらずで移動距離を延長し続けることができる。

 ガソリン車のメリットとEVの走りのよさ。二兎を追った欲張りな新型ノートe-POWER。その魅力を、私を含めた3人の評論家で紐解いていきたい。

※「日産新型ノートプレゼント」の応募受付は終了いたしました。たくさんのご応募本当にありがとうございました!!

文/松田秀士、鈴木直也、渡辺陽一郎 写真/ベストカー編集部

次世代プラットフォーム&第2世代 e-POWERがもたらす上質な走り

TEXT/松田秀士

 私の趣味はスキー、そしてドライブだ。まぁドライブは仕事を兼ねているとも言えます。で、スキーにはほとんどひとりで行きます。天気図を見て、今でしょ!! という時に気ままにスキー場に向け、ステアリングを切るのです。

現行3代目ノートは昨年(2020年)12月に発売。2代目に途中(2016年11月)から設定された「e-POWER」搭載車が好評だったため、3代目E13型は全車、e-POWERとされた。1.2Lエンジンによって発電された電力で、駆動用モーターを回すのがe-POWERだ。2021年3月にはリアにもモーターを搭載した4WD車も発売。同時にカスタムモデルである「AUTECH」も発売された

 今年の1月、スタッドレスタイヤを履いたノートe-POWERを数日間お借りしてスキーに行きました。

 高速道路の往復はプロパイロットのおかげで疲労知らず。高速走行では何よりもその走りの安定感に感心!! 新型ノートe-POWERのプラットフォームの素性のよさがうかがえるというもの。

 e-POWERの心臓とも言えるモーターの出力は116ps/28・6㎏m。ピュアEVであるリーフの出力は218ps/34・7㎏m(e+)だから、パワーこそ発電効率を重要視して落としてあるが、最大トルクは6・1㎏mしか変わらない。

充電のためのエンジン稼働はロードノイズが大きい路面で。静粛性を上げるための制御だ(世界初)

 モーターはその特性として0rpmから最大トルクを発生させる。だからスタートダッシュが力強いのだ。ただしその特性からガソリン車に比べてトルク反力が強烈に高い。

 先代のe-POWERは、それまでのガソリン仕様のプラットフォームにモーターを移植したこともあり、109ps/25.9kgmの出力に抑えていた。これ、モーターのトルク反力をプラットフォームに合わせていたのだ。

モーターは、最良のエネルギー効率点を見つけだし損失低減が実現したことでトルクや出力が向上、よりパワフルな発進・中間加速を実現。インバーターも小型軽量化するなどして、出力と燃費も両立。ちなみに発電用に搭載する1.2L、直3エンジンも、79psから82psへと出力が向上している

 新型ではプラットフォームをe-POWER専用に設計。これによってより高いトルク&パワーを出せるようになり、加速性能が大幅にアップしている。多人数乗車でもまったく苦にならない。

 スキー場へのアクセスで、高い山を登る時も余裕の登坂性能。さらにシャープなハンドリングで快適!

 次のスキーシーズンが今から待ち遠しくなります。

上記のように、2WDでの走破性も優れているのだが、新型ノートは他、4WDもあり評価も高い。3月に発売された本格電動4WDで、雪道にも強いのだ!! フロントのモーターに加え、リアにも68ps/10.2kgmの出力を発生するモーターを搭載。それらのモーターを前後別々にコントロールし、常に4輪に適切なトルクを配分することで、通常の電動4WDでは走れないような深雪路でもしっかりした加速を見せてくれる

進化したプロパイロット&充実の先進安全装備が凄い

TEXT/鈴木直也

 最近急激に盛り上がっているのが「自動運転」に関する話題だが、日産を抜きにソレを語ることはできない。

 セレナに初めて〝プロパイロット〟が搭載されたのは2016年のこと。以来、ノートやリーフから軽に至るまで搭載車種を増やしてきた。

 プロパイロットの重要機能は、高速道路におけるライントレース性能だが、モービルアイ製画像処理チップを採用する単眼カメラのシステムは、コスパも極めて優秀。いち早く軽自動車まで全速度対応ACCとライントレースアシストを展開し、高度なADAS機能の普及に貢献しているのは素晴らしい。

メーターとナビを繋げた統合型インターフェイスディスプレイ。見やすい表示は安全性にも寄与する

 新型ノートでも、日産の「攻めの姿勢」は健在だ。

 新型ノートのプロパイロットは、単眼カメラをメインセンサーとしているのは従来どおりだが、フロントに遠距離用ミリ波レーダーを装備し、精度を向上させている。また、運転支援についても、制限速度標識やコーナー曲率に対応してスピードを自動制御するなど、より高度なファンクションが追加されたほか、ドライバーの応答がまったくなくなってしまった時には、自動的にハザードを点灯させて減速停止させる緊急時対応機能も装備。これらは、日産コネクトナビゲーションシステムとプロパイロットを連動させることで実現している。

プロパイロットはNissan Connectナビと連動し、地図情報からカーブを把握。安全に曲がれる速度まで自然に減速する

 新型ノートを実際に走らせてみて、多くの人が実感するのはライントレース性能がより正確になったことだろう。プロパイロット2.0は高精度地図やGPS、高性能カメラの利用などで測位精度を上げているが、ノートは従来システムの地道な改良。さすがにハンズオフが可能になる2.0と同等とまではいかないが、かぎられたリソースのなかで評価すべき進化を遂げている。

 特に運転支援に関する進化は、ウッカリ事故の防止に効果大。その進化ぶりは、もはや"プロパイロット1・5〟と言っていいほど。ノートに乗るならコイツは必須の装備といえるんじゃないかな。ほか、リア左右にレーダーを装備、前後左右の超音波センサーとあいまって、360度センシング機能の精度も向上している。

全方位運転支援システムを設定しており、前方の衝突回避支援ブレーキや踏み間違い衝突防止アシスト、車線変更を安心に行える後側方衝突防止支援システムなど、各種支援装備が備わる
全車標準装備の「前方衝突予測警報」。2台前を走る車両の車間・相対速度をモニタリングし、減速が必要な場合はディスプレイ表示とブザーでドライバーに警告する
S、Xグレードにメーカーオプションで用意される「インテリジェントルームミラー」
自動地図更新など便利サービスが充実する「Nissan Connectサービス」対応ナビがオプションで用意されている

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