エアコン使用で燃費はどれくらい落ちる?
車や乗り方によって幅があるが、軽自動車で10~15%、それ以外のガソリン車やディーゼル車で5~10%といったところが目安。
ハイブリッド車の場合は、駆動用バッテリーの電力を使ってエアコンを作動させている車が最近はほとんどなので、外気温が30℃以下なら燃費の悪化はほとんど無視できる程度で済む。
しかし、30℃を大きく超えるカンカン照りになると、エアコンのためにバッテリーをガンガン消費し、バッテリーに電力を貯めるためエンジンが掛かってしまい、エンジン車に近い割合で燃費が低下することもある。
電気自動車も駆動用バッテリーの電力を使ってエアコンを作動させるので、ハイブリッドカーと同じ傾向だ。
エアコンによる燃費悪化の捉え方は人によって違うと思うが、暑い中でも快適に過ごせるメリットを考えれば悪化幅はそれほど大きくないので、特に我慢せずエアコンを使うのが現代流の考え方だろう。
その他エアコンの関するウンチクとしては、サーキット走行のような全開走行時はエアコンのコンプレッサーの保護などのため、エアコンが入っていても実際には切れているクルマが多い(ポルシェなど高性能車の場合は、全開走行時でもエアコンが作動する車もある)
いずれにせよ、今の日本の気候ではエアコンは必需品となっているので、上手に使って夏場の快適なドライブに役立てて欲しい。
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