車のオートエアコン その効能と上手なカーエアコンの使い方


“曇り取り”は使えないケースも!?

ウインドウに曇りが発生した際に使うデフロスター。
ウインドウに曇りが発生した際に使うデフロスター。実は寒冷時には使えないケースもあるので、注意が必要だ

 エアコンが付いている一番の有難みは、もし「暑さ寒さは我慢すれば何とかなる」と考えるなら、デフロスト(曇り取り)がすぐできる点ともいえる。

 デフロストの使い方は簡単で、

1.エアコンをデフロストの位置にセットする
2.AC、氷のマークをオンにして除湿機能を働かせる

だけである。ただ1つデフロストで注意したいのが寒い時だ。

 というのは、おおよそ外気温が4度以下になるとエアコンのコンプレッサーの凍結防止のため、コンプレッサーは機能を停止してしまうので、エアコンを使ったデフロストは使えなくなるからだ。

 そのため、車に付いている外気温度計などを見て4度以下になってきたら、エアコンを使ったデフロストは早めに諦めて、外気導入で窓の曇りを取ることは頭に入れて欲しい。

エアコン使用で燃費はどれくらい落ちる?

 車や乗り方によって幅があるが、軽自動車で10~15%、それ以外のガソリン車やディーゼル車で5~10%といったところが目安。

 ハイブリッド車の場合は、駆動用バッテリーの電力を使ってエアコンを作動させている車が最近はほとんどなので、外気温が30℃以下なら燃費の悪化はほとんど無視できる程度で済む。

 しかし、30℃を大きく超えるカンカン照りになると、エアコンのためにバッテリーをガンガン消費し、バッテリーに電力を貯めるためエンジンが掛かってしまい、エンジン車に近い割合で燃費が低下することもある。

 電気自動車も駆動用バッテリーの電力を使ってエアコンを作動させるので、ハイブリッドカーと同じ傾向だ。

 エアコンによる燃費悪化の捉え方は人によって違うと思うが、暑い中でも快適に過ごせるメリットを考えれば悪化幅はそれほど大きくないので、特に我慢せずエアコンを使うのが現代流の考え方だろう。

 その他エアコンの関するウンチクとしては、サーキット走行のような全開走行時はエアコンのコンプレッサーの保護などのため、エアコンが入っていても実際には切れているクルマが多い(ポルシェなど高性能車の場合は、全開走行時でもエアコンが作動する車もある)

 いずれにせよ、今の日本の気候ではエアコンは必需品となっているので、上手に使って夏場の快適なドライブに役立てて欲しい。

最新号

ベストカー最新号

ロータリースポーツ復活説急浮上!! 特集「時空を超えた対決」|ベストカー 8月10日号

本日、ベストカー8月10日号が発売!! 日本車スクープ 大追跡スペシャル、新旧スポーツモデルの魅力にせまる企画、世界クルマ五輪など盛りだくさんの内容でお届け。

カタログ