究極の自動運転技術は“トロッコ問題”にどう対応するのか?【自律自動運転の未来 第19回】

■最終的に加わる人の状態や感情

 今思えばトロッコ問題は、高度な自動化レベルを実現させる前提条件、いわゆるODD(Operational Design Domain/「運行設計領域」)のひとつだったのかもしれません。

 自動運転技術はもとより、それらの技術を実装した車両を走らせるために必要なダイナミックマップの実用化、V2Xインフラ整備の推進、自律型車載センサーの高度化、幾重もの目的関数によって形成された人工知能などが連携し、最終的に人の状態や感情が要素として加わることで、事故の可能性を最大限取り除いた安全な交通社会が実現する。そんな理想も描けてくると考えています。

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