歴代7代目となるZが、2021年8月18日に北米にて発表となった。日本向けの新型フェアレディZは、今冬の登場予定だという。
現行であるZ34が、歴代で最長の13年間、モデルチェンジから遠ざかっていたので、これが最後のZになるのでは、と誰もが危惧していたと思う(筆者は、モデル消滅は避けられないと思っていた)。そこに、2020年5月、新型Zの存在がアナウンスされた。1年強経ったいまも、あのときの高揚感は忘れられない。
日産がZをつくり続けることには、単にスポーツカーをつくるということに留まらない意義がある。歴代Zを振り返りつつ、フェアレディZが果たしてきた役割について、考えていく。
文:吉川賢一
写真:NISSAN
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