小排気量エンジンで燃費を改善しつつ、過給によって出力を確保するダウンシング過給エンジンは、効果的な燃費改善技術として定着しています。しかし、そのキーとなる過給機にはターボチャージャーが多く採用されており、スーパーチャージャーの採用例は圧倒的に少ない状況。現在、国内ではスーパーチャージャー採用モデルは(従来の用途や名称で使っている、という意味では)ありません。
なぜスーパーチャージャーは採用されないのでしょうか。基本原理とターボチャージャーとの違いを整理し、復活の可能性について、考察していきます。
文:Mr.ソラン、エムスリープロダクション
写真/イラスト:日産、トヨタ、メルセデスベンツ、マツダ、スバル、三菱、VW、ボルボ、Mr.ソラン
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コメント
コメントの使い方まあ確かにこの記事で書かれてるように、電動スーパーチャージャーを使うなら弱い出力でも構わないからモーターアシストで使う方が合理的ですね。
電動ターボなら良いのではないですかね。
これなら排気ガスを使うターボにも使えるし、余剰排気ガスが出る時には排気回生も出来るので。