平成の名車 25年早かった…日産ラシーンはどう生まれ、なぜ消えたのか

登場が早すぎた

 ラシーンの開発コンセプトのひとつに、「ネイチャートレイル」というものがある。ラシーン開発当時を知らない筆者としては解釈があっているか不安だが、自然を大切にしながら走り抜けよう、という意味だと解釈している。当時流行っていたクロカンのように、自然をガシガシ進むのではなく、自然を大切に、ゆったり楽しみながら走る。ちょっとだけ車高が高くてちょっとだけタイヤが大きい4WD、というのは、まさにその開発コンセプトからきているのだ。

 しかしながら、まだバブルの余韻が残っていた当時には、このようなコンセプトで登場したラシーンのよさは一部にしか伝わらず、残念ながら6年で生産終了となってしまった。

 ここ数年、人気アニメの「ゆるキャン△」の中に登場したクルマが、ラシーンをベースにしていた、ということで再び話題となっているが、もしあと25年登場が遅ければ、ラシーンは大人気モデルとなっていたであろう。

「登場が早すぎた」といえば、日産には他にもそのようなクルマがある。このジュークやキューブなどは、あと10年遅ければ、いまも活躍するモデルとなっていただろう
「登場が早すぎた」といえば、日産には他にもそのようなクルマがある。このジュークやキューブなどは、あと10年遅ければ、いまも活躍するモデルとなっていただろう

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