自販連で集計されている国内登録車台数ランキングにおいて、今年すべての月で、しかも、ぶっちぎりの1位を獲得し続けている、トヨタ「ヤリス(10月までに18万4080台)」。
2位のルーミー(同11万3283台)に対して7万台も多く売れており、同時期に登場したライバルのフィット(4万8241台)とは4倍近い差、遅れて登場したノート(同7万3025台)や、アクア(同5万6239台)も、ヤリスほどの勢いはない。
ただ、この自販連のヤリスの登録台数の数値は、5ドアハッチバック、GRヤリス、ヤリスクロスの3車種の合計だ。しかし、このうち約半分(9万5275台)は5ドアハッチバック。やはりライバルに対しては、圧倒的に売れている。
2021年、最も売れているコンパクトカー「ヤリス」の長所、そして短所について、ここで改めて振り返ってみよう。
文:吉川賢一
写真:TOYOTA
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