新型レクサスLXのグリルにはフレームのないシームレスな立体構造の巨大なスピンドルグリルが採用された。その圧倒的な存在感に度肝を抜かれた人も多いのではないだろうか。
現行モデルでは新型BMW4シリーズクーペ&M4のキドニーグリルの巨大さが目立っているが、トヨタでその傾向が強まってきたのは初代ヴェルファイアからと言われている。
もともとはアウディが2000年代中盤に進めた「シングルフレームグリル」採用がその走りだったのだが、グリルの巨大さはクルマの存在感を高める一方、そのアクの強さが際立つ。賛否あるこのデザインについて、今後を分析してみた。
文/伊達軍曹
写真/レクサス、アウディ、ベストカー編集部
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