ひとつのバス事業者を掘り下げて紹介する、バスマガジンの名物コーナー、バス会社潜入レポート。今回は2019年に遡って、3月発売号で掲載した、JR九州バス編を振り返って紹介する。
九州新幹線800系のカラーリング(「B&Sみやざき」専用車)や、「クルーズトレイン ななつ星in九州」のコース随行車両など、特別な仕様や運行のバスも多くそろえるJR九州バス。
一般の高速路線車にも「出雲ドリーム博多号」などスーパーハイデッカーを擁した3列シート仕様車など、乗客第一の姿勢を具現化した車両が並そろう。
画像ギャラリーでは貸切車を紹介する。
(記事の内容は、2019年3月現在のものです)
構成・執筆・写真/加藤佳一(B.J.エディターズ)
※2019年3月発売《バスマガジンVol.94》『おじゃまします! バス会社潜入レポート』より(part4)
【画像ギャラリー】JR九州バスが所有するバスを詳しく見る! バス会社潜入レポート・JR九州バス:編[4]【貸切車】(16枚)
多彩な高速車を路線ごとに使用 貸切の主力は大型のセミサロン
●貸切バスカラー
高速車のうち、「出雲ドリーム博多号」と「桜島号」の夜行便には中央トイレつきで独立3列シートの三菱エアロクィーンを充当。
「フェニックス号」と「桜島号」の昼行便には中央トイレつきで2+1の3列シート車(日産ディーゼルスペースウィングなど)が使用されてきたが、近年は後部トイレつきで4列シートのエアロエースも運用されるようになっている。
●ななつ星カラー
「広福ライナー」「パシフィックライナー」「B&Sみやざき」にはトイレつき4列シート、「福岡・山口ライナー」にはトイレなし4列シートのエアロエースを使用。「B&Sみやざき」専用車は九州新幹線800系カラーである。
なお、4列シートの最新鋭車にはパウダールームが装備された。
●新幹線800系カラー
貸切では、57・55人乗りセミサロンのいすゞガーラ、53人乗りセミサロンの三菱エアロエース、55人乗りの西工C型ハイデッカーなどが活躍中。中古購入した三菱エアロクィーン、大型9mタイプの日野セレガなども在籍する。
博多には「クルーズトレイン ななつ星in九州」の下車観光に使用される専用車も配置されている。
●一般路線カラー
民営化後はバラエティ豊かなメーカー、車両仕様で構成されていたが、2000年からは集約された
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