■岡本幸一郎氏のオススメ13台
・GRヤリス
・GR86
・ノートオーラNISMO
・シビック
・エクリプスクロスPHEV
・ロードスター
・マツダ3ファストバック
・BRZ
・スイフトスポーツ
・コペンGRスポーツ
・MINIクーパーS
・ゴルフ
・アバルト595
●マツダ3ファストバック
Cセグのスポーティなハッチバックが日本にもいくつかあるなかから、どれを選んでもよかったが、「スポーティ」というキーワードに則して、最もスタイリッシュな車種を選んだ次第です(笑)。
実際にドライブフィールもなかなかスポーティで楽しい。最新版のSKYACTIV-Xは官能性能も高まっているし、他社にはないGVCによる意のままのハンドリングを楽しめるのも強みだ。
●スイフトスポーツ
この価格でこの走りを実現したのはたいしたもの! とにかく興味があるなら乗ってみてほしい。パワフルなエンジンにキビキビとしたハンドリングで、ひとたび乗ってしまえば誰しも虜になるはずだ。
1.4Lターボエンジンは低回転からグイグイひっぱるタイプで、力強さを直感させる味付け。シャシー性能も高くて、思いっきり振り回して楽しめる。こんなクルマが約200万円で買えるとは、なんてシアワセなことか!
●コペンGR SPORT
コペンといえばアクティブトップが最大の魅力。2シーターオープンだが、とっつきやすいキャラがイイ。なかでもGRスポーツのしなやかさを極めた走りはなかなか妙味。
同じくスポーティさを訴求するS系のハードな乗り味とは対照的で、派手なエアロは空力面に寄与していて、より高い次元のグリップ感と一体感を味わえる、文字どおり『意のまま』の走りを実現していることに感心した。
●ゴルフ eTSI
基本は実用車だけど、走りの実力は侮れない。シャシー性能が極めて高くて、タイヤが常に路面をしっかり捉えているので高速コーナーでも安心して踏める。48VのMHEVを組み合わせたパワートレーンの力強い走りも好印象だ。
なかでも見た目だけでなく足回りも専用でステアリングもクイックなRラインの走りが、スポーティさという意味ではとくに美味しいぞ。
■松田秀士氏のオススメ13台
・GRヤリス
・GR86
・リーフe+
・ノートオーラNISMO
・シビック
・ロードスター
・ロードスターRF
・レヴォーグ
・BRZ
・スイフトスポーツ
・218i
・メガーヌ
・アバルト595
●GR86
エンジンの2.4L化によって実用域のトルクがアップ。これによってコーナリングの終盤におけるアクセルONでの蹴飛ばし、リアトラクションのコントロール性が格段に向上した。
また、新型レヴォーグで培ったインナーフレーム構造の手法を取り入れ、ボディサイドのアウターパネルを後付けとすることでスポット溶接の箇所を拡大。さらに構造用接着剤を全長16mほど塗布し溶接部の密着性を高めている。
これらによってフロントストラット軸曲げ剛性が60%、車体のねじれ剛性が50%向上している。実際、コーナリング中も含めて荒れた路面を通過した時などリニアに路面情報を感じ取れる。プラットフォームは継承だが明らかにボディの塊感が増している。
●ノートオーラNISMO
専用パーツでかためられたエクステリアが嬉しい。これによってオーバーハングが前30mm/後5mm延び全長は+80mmの4125mm。全幅はオーラと変わらず、20mmのローダウンによって全高は−20mm減の1505mmとなった。
前後オーバーハングの延長はテコの原理によって、それぞれのタイヤにかかるダウンフォースを増強する。よって高速走行での安定感が増す。
さらにサスペンションの動きがベースのオーラよりも逆にスムーズ。NISMOは足が硬いという先入観が裏切られ、乗り心地もいい。硬けりゃいい、わけがないことを証明している。ドライブモードのECOがオーラのSPORTモード。やはりアクセルレスポンスを重要視している。
●ロードスター
スポーツモデルとしてはローパワーの1.5Lエンジン。そのトルクにギリギリの6速MT。これで軽量化できる。フロントWウィッシュボーン/リアマルチリンクでストロークのあるサス。ステアリングシステム前引きタイロッド。コンパクトでありながら本格派のハンドリングを持つ。
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