国内最大級のカスタムカー&チューニングカーの祭典・東京オートサロン2022が、今日から3日間、千葉県の幕張メッセで開催される。
残念ながら今年はトラックメーカーの出展はないが、数年前までは日野自動車などがド派手なカスタムトラックを出品し、注目を集めたことがあった。そこで今回は、東京オートサロンに登場した商用車メーカーの歴代カスタムトラックを紹介しよう。
文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
【画像ギャラリー】豪華絢爛!! 東京オートサロンで異彩を放った歴代カスタムトラックたち!!(11枚)画像ギャラリー日野自動車は2012年に東京オートサロンに初出展。「日野デュトロ エックス」と題し、小型トラック「日野デュトロ ハイブリッド」および「日野デュトロ」をベースとする2台のカスタムトラックを出品した。
内容は内外装のカスタムだけだが、水着の女性がトラックの横でダンスを踊るというド派手な会場パフォーマンスがネットで話題に。以降、商用車メーカーらしからぬド派手なパフォーマンスを毎年のように行なって話題を集めることになる。
13年、14年も「日野デュトロ エックス」を出品。ベース車両は標準キャブ・ハイブリッドのカーゴ平ボディとワイドキャブ・ディーゼルの1台積み車両運搬車で、日野のデザイン部と特装部が開発し、子会社の日野エンジニアリングアネックスが製作したカスタムパーツを装着していた。
いっぽう、2014年は三菱ふそうも初出展。大型トラック「スーパーグレート」の特別仕様「ブラック・ダイヤモンド・エディション」をメルセデスAMGブースに出品したが、残念ながらこれっきりとなっている。
ふたたび日野単独出品となった15年は、小型トラック「日野デュトロ ハイブリッド」と「日野デュトロ」のカスタマイズモデルに加え、大型トラック「日野プロフィア」のカスタマイズモデルが初登場。同社は16年、17年も同様の編成で出展を行なっている。
18年は前年春にフルモデルチェンジした大型トラック「日野プロフィア」と中型トラック「日野レンジャー」の2台がオートサロンに初登場。2台は翌19年のオートサロンにも登場したが、これを最後に日野自動車はオートサロンから姿を消した。
なお現在、東京オートサロンに商用車メーカーや架装メーカーは1社も出展していない。東京モーターショーやジャパントラックショーがあるのでしかたないが、少々残念に思う。
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