■ハイブリッド導入でさらに加速か?ライズ人気は続くのだろうか
昨年11月にハイブリッドモデルが追加されたライズ。ハイブリッドといってもトヨタお得意のTHS(シリーズパラレル式)ではなく、ダイハツのe-SMART(シリーズ式)を採用する。
THSに慣れ親しんだトヨタ販売店だが、ライズのシリーズ式ハイブリッドに好印象を抱く営業マンが多かった。前述の予防安全パッケージの違いの時のような、単純な説明には終始していない。
トヨタにとってe-SMARTは新しい技術であり、THSとは異なる乗り味であるがゆえに、販売サイドでは手札が増えたと感じているようだ。筆者が実際にライズハイブリッドを見に行くと、積極的に試乗を勧められ、シリーズ式ハイブリッドの特徴を余すことなく話してくれた。
ほぼダイハツ製ながら、要所でトヨタの色を出しているライズ。コンパクトを知り尽くしたダイハツと、日本の自動車市場を知り尽くしたトヨタが協業すると、ここまで強いクルマが生まれるものかと感心する。
すっかりトヨタの一員となったライズは、トヨタ販売網を十二分に使って、今後も順調に販売を増やしていくだろう。
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