アメリカのディーゼルエンジンメーカー・カミンズが、商用車用のアクスル(車軸)、ブレーキなどで大きなシェアを持つメリトールの買収を発表した。
従来の内燃機関によるパワートレーン事業でのシナジーに加えて、電動パワートレーンの開発を本格化する狙いがあり、競争が激しくなっている電動アクスルの開発に際して、アクスルメーカーのノウハウが重要になっている。
いっぽう、部品メーカーの統合が進んだことでサプライヤの持つ影響力も大きくなった。内製コンポーネントにこだわっていたトラックメーカーでも水平分業が進んで行きそうだ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/メリトール・デーナ・アリソン・ZF・いすゞ・米国日野・ダイムラー・「フルロード」編集部
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