騒音被害の防止、燃料の節約、排出ガスの削減……、大型車のアイドリングストップはもはや当たり前になった。いっぽうトラックドライバーが口を揃えるのは、真夏のアイドリングストップが地獄だということだ。
ドライバー用の待機室・休憩所を用意する倉庫や物流施設も増えてはいるが、まだまだ少数。さらにコロナ禍で外部のドライバーは待機室の使用が禁止されたという声も聞く。
職場での熱中症予防を呼び掛けている厚労省は、今年も5月から9月まで「クールワークキャンペーン」を実施する。業種別の熱中症死傷者数でワースト3に入る運送業では、4月の準備期間中に予防に向けた取組を進めることが重要だ。
文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部、表/厚生労働省
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