日本の社会を支えた功労車 ハイゼット&アトレー60年10世代の歴史を振り返る

 もう一方の主役、トラックはマイナーチェンジを繰り返しながら販売を続け、10代目が登場するのは15年を経た2014年秋だ。

 2018年5月には軽トラック初の衝突被害軽減ブレーキの「スマートアシストIII t」を搭載し、2019年の東京モーターショーにはドローンの発着基地を積んだ軽トラックのEVを参考出品している。

 ユーザーの厳しい意見に真摯に耳を傾け、時代に合わせて進化するとともに成長してきたのがハイゼットだ。だから時代が変わっても軽トラックのベストセラーの座は揺るがない。また、アトレーも独自の境地を切り開いている。

 2021年12月にベールを脱いだ11代目ハイゼットは、早くも高い評価を獲得し、販売は好調だ。次の一手が楽しみになってきた。

2021年12月登場の11代目ハイゼット
2021年12月登場の11代目ハイゼット
【画像ギャラリー】ハイゼット60周年記念!! 東京オートサロン2022に勢揃いしたダイハツ歴代ハイゼット&アトレー(15枚)画像ギャラリー

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