■アルファードの快適さはワールドクラス
さらに同じく国産ラージミニバンのアルファード。コイツはなかなかガチで匹敵する欧米プレミアムがないけど、強引にメルセデスベンツVクラスと比較すると間違いなくアルファードの方が乗り心地がいい。
インテリアのボックスシートの安楽ゴージャスさも凄くて、これに匹敵するリアの快適性を持つ欧米高級車って大袈裟に言うと価格5000万円超のロールスロイスファントムぐらい。
まあ、それくらいアルファードのリアシート快適性がブッチギリだってわけで、そのアルファードのボックスシート付きのエグゼクティブラウンジが759万円って実は別に高くないし、そこまで行かなくても2列目に合皮ボックスシートを持つ、2.5LガソリンのS“Cパッケージ”が468万円って超安い。
現行アルファードが香港に行けば、お金持ち宅の駐車場にロールスファントムと並んで置いてあるのは事実であり、まさしく価格以上のゴージャス感があり、世界に認められているわけですよ。
■いまやレクサス LCは「世界のオープンスポーツ」!?
同様で上記トヨタ2台よりちと高いけど結構割安感なのがレクサスLC。確かに国内1327万円からで絶対的に安くはないけど、いまどき477psの5L、V8DOHCを縦置きにして、10速ATと組み合わせて、あの全長4.7m台のセクシージャパネスクデザインのクーペって凄い。
走りもLSセダンと同じGA-Lプラットフォーム採用で、上質さとシャープさが見事に共存できてるし、これがドイツプレミアムだったらおそらくもっとする。
というか根本には今の日欧米の価格観の壁があってわかりやすいところではドイツプレミアム。
かつて400万円台で買えたCクラスや3シリーズが今や事実上600万円スタートで、人気のSUVになると全長4.6m台のベンツGLCが731万円スタート。諸経費入れると800万円クラスでこうなってくるとフツーのサラリーマン系ニッポン人には買えませんって。
ココにはニッポンの失われた30年であり、ニッポン人の平均年収が30年間変わらない現実があり、ドイツ車が高いっていうよりアチラは見ようによっては普通で、日本だけ収入も物価も上げられない現実があるわけですよ。
ドイツ車が高い以上に、ニッポン人が世界的にビンボー化してる現実があるわけで、そこに合わせて国内で安さをキープしているのが“国産プレミアムコスパカー”の本質という。つくづく有り難い存在なわけですよ、我々ビンボーニッポン人にとっては!
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