■約530万円台と価格もほぼ同じガチ対決! VS トヨタ RAV4 PHV(ブラックトーン)
●トヨタ RAV4 PHV 主要諸元
・ボディサイズ:全長4600×全幅1855×全高1695mm
・車重:1920kg
・エンジン:直4DOHC+モーター 2487cc
・最高出力/最大トルク:177ps/22.3kgm(ブラックトーン)
・価格:469万〜539万円
エンジン、モーターともに出力とトルクはRAV4のPHVが一歩リードしている。EV走行距離も約95kmと、少し優位に立つ。
それでいて車重も軽いからRAV4は冴えた走りを見せる。だが、フルモデルチェンジしたアウトランダーPHEVは自慢のS-AWCを熟成させ、痛快な走破性能を手に入れた。操る楽しさと安心感はRAV4の一歩上を行く。
また、3列シートの7人乗りを設定しているのも強みと言えるだろう。この勝負、引き分けとするが、RAV4のPHVは存在感が希薄だ。
【勝敗】両車引き分け!
■人気ミドルサイズSUVの最新PHEV対決! VS レクサス NX450h+
●レクサス NX450h+ 主要諸元
・ボディサイズ:全長4660×全幅1865×全高1660mm
・車重:2010kg
・エンジン:直4DOHC+モーター 2487cc
・最高出力/最大トルク:185ps/23.2kgm(version L)
・価格:714万〜738万円(450h+)
レクサスNXはモデルチェンジを機にバリエーションを増やし、ターボからレクサス初のPHEV、450h+まで用意している。
新たに加わった450h+は、先に登場したRAV4 PHVよりパワーアップしているが、車両重量も増えているので全体的な走りのイメージは大きくは変わっていない。
さらに450hは最小回転半径が大きいなど扱いやすさでも差を付けられている。キャビンもそれほど広くない。トータル性能に加え、販売価格もアウトランダーPHEVより割高な印象を受け、負けだ。
【勝敗】アウトランダーPHEVの勝ち!
■2.2Lターボ・3列シートに同じく3列シートのアウトランダーが挑む! VS マツダ CX-8
●マツダ CX-8主要諸元
・ボディサイズ:全長4900×全幅1840×全高1730mm
・車重:1920kg
・エンジン:直4DOHCディーゼル+ターボ 2188cc
・最高出力/最大トルク:200ps/45.9kgm(XD Exclusive Mode、7人乗り)
・価格:459万8000〜483万4500円(XD、7人乗り)
ボディサイズはCX-8のほうが大きく、ホイールベースも長い。
2列目には快適なキャプテンシートを設定し、3列目もアウトランダーPHEVより実用になる広さを確保している。
3タイプのエンジンを揃え、2.2Lのディーゼルターボは4Lクラスのぶ厚いトルクが自慢だ。力強さは一歩リードだが、モーターならではの滑らかさと静粛性はアウトランダーPHEVに遠く及ばない。
年末には登場から6年目に突入と、モデルも古い。4WDの性能もアウトランダーPHEVに一歩譲るなど、惜敗だ。
【勝敗】アウトランダーPHEVの勝ち!
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