■440万円の「軽EV+V2H+太陽光発電」が164万円!
東京都在住で、この際「イッキに二酸化炭素排出量を減らしてやろう!」と思うのなら、太陽光発電と一緒に導入すると一段と面白い。補助金が30万円アップの75万円になるため車両価格は109万円に!
そのうえ、V2H(電気自動車の電力を電力不足時や停電時は家庭に流せる装置。工賃も合わせて100万円前後)を付けるなら全額補助! 3kWの太陽光発電ならさらに45万円の補助金が出る!
つまり、239万円の電気自動車と100万円のV2Hに100万円の3kW太陽光発電をセットで導入したら、通常439万円が164万円になるということ。これだけで需給状況が逼迫し、計画停電すらあると言われている今年の冬も、停電時はV2Hで通常どおり過ごせるし、電気料金を毎月1万円程度安くできる。東京都在住なら、この際、3点セットの導入を強く薦めておきたい。
■EVで気になるバッテリーの寿命は?
もう少し、サクラとeKクロスEVについて紹介しておく。電気自動車と言えば最も心配になるのが電気寿命。なかには携帯電話や12Vバッテリーと同じ4~5年でダメになると思っている人もいるようだ。
実際、初期の日産リーフなど、6年くらいで走行可能距離が100kmを割り込むケースなどあった。日産のアフターフォローも最悪なうえ、乗り替えようとしても下取り価格は激安という惨状。
その後、電池性能は上がり、電池寿命を落とさないような使い方などするようになり、サクラとeKクロスEVでは充放電回数が800回でも90%近くになってきたらしい。満充電航続距離を140kmとすれば、10万km走った時点で120km程度の航続距離を確保できるということ。軽自動車としての使い方を考えたら必要にして充分だと思う。大雑把な目安で15年/10万kmなら使えます。
サクラとeKクロスEVで迷ったらどうだろう? これからオーダーするとなれば補助金の予算切れが一番心配なところ。補助金、オーダー時点で決まるのではなく、納車時に申請するからだ。
安心できるのは年内納車。ディーラーに問い合わせ、年内納車可能なほうを選びたい。どちらも年内納車可能というのなら、デザインや自動車メーカーの好みで決めればいいと思う。
グレードはサクラとeKクロスEV、いずれも239万台のX(239万9100円)とG(239万8000円)を薦めておく。あれもこれも欲しくなって高いグレードを考えてしまうかもしれないが、軽自動車は基本的に毎日の生活の相棒。前記239万円台のグレードで安全装備はフルにつくし、充分豪華だ。オプションもアレコレ付けず、ナビもベーシックな後付けでいい。
いずれにしろ迷っている時間はない。欲しいなら今すぐディーラーへ!
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