クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばない、というクルマは多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。
さまざまな思い出が詰まったクルマに、もう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった！」とシェアしていただければ幸いです。
文／山城颯太
写真／トヨタ
難易度／★★★☆☆
【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!
■正解はこちら！
●正解：トヨタ・オーパ（2000-2005）
トヨタが最終型ビスタをベースに開発したハッチバック。ホイールベースは2700mmと、全長4250mmのボディからは想像できないほど長くとられており、シート前後間のゆとりに寄与しました。リアシートはフルフラットが可能で、2名乗車時は奥行1700mmの荷室を確保。車中泊もぎりぎりできそうです。
パワートレインは1.8Lガソリンと2Lガソリン。2L車には、トヨタの乗用車としては初となるスーパーCVTが採用されました。ところが、ワゴンとミニバンの中間というコンセプトが斬新すぎたせいか、販売は振るわず、およそ5年で販売を終了。1代限りで生涯を終えました。
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