マギルス・iDLエレクトリック資機材運搬車
ドイツの大手消防車メーカー・マギルスは、次世代エネルギー車「iDL(イノベイティブ・ドライブ・ライン)」シリーズに設定される資機材運搬車に、BEVを2モデル設定しています。
いずれも車両総重量2.5トンクラスというかなり小型のBEVトラックをベースに、脱着式の資機材コンテナを積載するものです。
一つはオーストリア・MUPテクノロジーズ社の「Eライオン」をベースとする「HLF-iDLエレクトリック」、もう一つがフランス・グゥピル社の「G4」をベースとする「KLF-iDLエレクトリック」で、前者は日本の軽トラより少し長く、後者はわずかに小さい車です。
マギルスは世界的な消防車メーカーですが、どちらかというと電動化よりも天然ガスエンジン化に力を入れているようで、iDLシリーズにはCNG中型ポンプ車も設定されています。これは、親会社のトラックメーカー、イヴェコの影響とみられます。
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