ダカールラリー2026は前半戦の最終日となった1月9日、ハイル~リヤド間で326kmの競技が行なわれ、サウジアラビアの首都リヤドに到着した。
この日のSSは今大会で初めての本格的な砂丘ステージとなったが、日野チームスガワラ(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)はHINO600シリーズの機動性を活かして快調に走破。4輪車部門総合105位/トラッククラス9位でゴールすると累積順位を総合91位として同クラス8位のポジションを維持して前半戦を終了した。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/日野自動車・ASO
ペースの上げにくい砂丘ステージに突入
SSはハイルのビバークから322kmのリエゾン(移動区間)で東に向かった丘陵からスタート。コースはほとんどが砂丘で難易度はそれほど高くないが、砂が重く、ペースを上げにくい区間もあった。
HINO600は今大会に向けて副変速機のLレンジの車速域を広げる目的で最終減速比を高めのギア比に変更しており、その効果も発揮して順調に走行を続けた。しかしゴール手前50kmほどで日没となったためペースダウン。明るいうちにゴールできた上位勢とのタイム差が開く結果となった。
ゴール後は再び267kmのリエゾンを走ってリヤドへ。この日の総移動距離は915kmという長丁場で、日野チームスガワラが郊外に設営されたビバークに到着したのは午後10時半過ぎであった。
明日10日は同地で中間休息日を迎え、後半戦に向けて車両の徹底的なリフレッシュを行なう。
日野チームスガワラのチームスタッフのコメント
菅原照仁
むずかしくはないものの平均車速の上がらない砂丘でした。ゴール手前で暗くなってしまったのが残念ですが、全体としてはトラブルもなく順調。車両も人も問題なく前半戦を終えることができたので、しっかり後半戦に備えます。
染宮弘和
今日は揺られて首が痛くなりました。砂丘でのナビゲーションはいつも通り。迂回すると距離が合わなくなりますが、正解をアタマの中で考えながら指示をしてGPSポイントはミスなく取れました。後半戦のコースは難しくなるのかなと予想しています。
望月裕司
今日もノートラブルでノーパンク。初の砂丘ステージでLレンジを使ったらトランスファの油温が上がり、一瞬前回のトラブルの記憶が蘇りましたが、副変速機による正常な温度上昇でほっとしました。Lレンジはギア比の見直しで一層使い勝手が向上した印象です。








