【ハリアー、CX-5、エクストレイル…】 国産ミドルクラスSUVの最優良車はどれ!?

■NISSAN エクストレイル

●渡辺陽一郎の評価

2Lエンジンはハイブリッドを含めて少しパワー不足だが、悪路の走破力は少し高めた。乗り心地は少し硬めだが安定性はいい。シートや荷室の防水処理など、屋外での使い勝手が優れ、価値観はオフロードSUV風だ。

●松田秀士の評価

サスペンションは現代風の締まった乗り味。ハンドリングは日産車らしいキビキビ感のあるスッキリタイプ。駆動力とブレーキを制御して前後ピッチングを抑制する車体振動抑制システムは雪道や悪路で思いのほか快適だった。

価格:219万7800〜366万5520円
全長:4690mm
全幅:1820mm
全高:1730mm
ホイールベース:2705mm
ラインナップ:2L NA、2Lハイブリッド

■TOYOTA ハリアー

●渡辺陽一郎の評価

2Lのノーマルエンジンは力不足、ターボはクセが少し強く、ハイブリッドの加速は滑らかだ。悪路の走破力は期待できないが、乗り心地はかなり上質に仕上げた。後席も快適で荷室は広い。価格は割高な設定になる。

●松田秀士の評価

国内専用モデルゆえの身の丈サイズ感。最小回転半径も小さく取り回し性がいい。昨年追加された2L直噴ターボ+6速ATはCVT系だった走りに新しさを呼び込んだ。ダイレクトなシフト感に呼応する身のこなしがいい。

価格:294万9480〜495万3960円
全長:4725mm
全幅:1835mm
全高:1690mm
ホイールベース:2660mm
ラインナップ:2L NA、2Lターボ、2.5Lハイブリッド

■LEXUS NX

●渡辺陽一郎の評価

プラットフォームなどはハリアーと共通化されている。走りの質や乗り心地は、SUVのなかでは高い部類に入るが、高価格のレクサス車としては物足りない。シティ派SUVの典型で悪路の走破力も高くない。価格は割高だ。

●松田秀士の評価

都会的なエクステリアが魅力的。ハンドリングは外観の印象よりもソフトで、サスペンションもよく動く。間口の広いハンドリング特性だが、攻め込むと奥の深いもの。ハイブリッドは重さを感じるが燃費よく、インテリ受け。

価格:441万1000〜597万1000円
全長:4640mm
全幅:1845mm
全高:1645mm
ホイールベース:2660mm
ラインナップ:2Lターボ、2.5Lハイブリッド

■MITSUBISHI アウトランダー(ガソリン車)

●渡辺陽一郎の評価

2WDの2Lエンジン車はパワー不足だが、4WDの2.4Lなら満足できる。前輪駆動ベースのシティ派SUVでは、悪路の走破力は相応に高い。後席の座り心地はいま一歩だが、居住空間と荷室は広い。価格設定は平均的だ。

●松田秀士の評価

電動パーツを取り除くと、軽量シンプルでバランスのいい素性だったんだ、と感心することしきり。フル乗車しても快適な乗り心地。PHEVよりも圧倒的に軽量で安い。軽量なぶん、多人数乗車にもストレスなく走る。

価格:253万8000〜328万4280円
全長:4695mm
全幅:1810mm
全高:1710mm
ホイールベース:2670mm
ラインナップ:2L NA、2.4L NA


[Coming soon…!!]新型RAV4は2019年 日本復活へ
 

今年3月のNYショーでワールドプレミアされた新型RAV4が来年、日本でも導入される予定でついに復活となる。パワートレーンは、2.5Lハイブリッドと新開発2Lの2本立て。ボディサイズは全長4595×全幅1855×全高1700mm、ホイールベースは2690mmと、ハリアーより少し小さめに。

2016年7月販売終了の3代目から3年ぶり復活!

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