「猛暑・残暑でクタクタ…」クルマが元気になるメンテナンス方法 5選

雨の多い季節を前にワイパーをチェック! 夏の汗による汚れもしっかり清掃

ワイパーが劣化していると、突然の雨の際に視界が確保できないという事態に陥ってしまう。9月10月の秋雨シーズンを前にチェックしておきたい(malkovkosta – stock.adobe.com)
ワイパーが劣化していると、突然の雨の際に視界が確保できないという事態に陥ってしまう。9月10月の秋雨シーズンを前にチェックしておきたい(malkovkosta – stock.adobe.com)

●夏の強い日差しにさらされ続けたワイパーも劣化が進んでいる可能性もあり

 また、夏の強い日差しにさらされ続けたワイパーも、この時期劣化が進んでいることが考えられます。「ワイパー」は、ワイパーアーム、ワイパーゴム、そしてワイパーブレード、この3つのパーツで構成されています。

 ワイパーブレードとワイパーゴムをセットで「ワイパーブレード」とよぶこともあり、カー用品店などではセットで販売されていることが多いです。劣化が見た目で分かりやすいのはワイパーゴムですが、ワイパーゴムがしっかりとフロントガラスに密着するように、ゴムに圧力をかける役目をするワイパーブレードも劣化の早いパーツです。

 ワイパーは誰でもすぐに点検することができる、もっとも基本的なクルマの安全装備です。一般的には、「一年に一回はワイパーブレードごと交換するのが望ましい」とされていますが、使用環境によって差はあります。これからの季節は、秋雨前線や台風など、雨の多い季節でもありますので、真夏を乗り越えたこの時期、ワイパーのチェックをしておくと安心です。

●夏の汗による手垢や皮脂は、アルカリ電解水クリーナーで掃除を

 また、夏に汗をかいた状態で乗り込んだクルマのシートには、汗の成分がたっぷりとしみ込んでいます。また、ハンドルには、手垢がこびりついていることが考えられ、そのまま放っておくと、臭いやべたつき、バクテリア発生の原因となってしまいます。

 インテリアの掃除にお薦めなのは、アルカリ電解水のクリーナーです。シートカバーに付いた皮脂汚れを分解し、汚れを浮かび上がらせることで、クリーニングが簡単にできます。クリーナーで拭いた後、シート表皮やハンドルがサラサラに近い状態になればOK。アルカリ電解水クリーナーは主成分が水ですので、ダッシュボードの上やタッチパネルの液晶画面(タオルに吹いてから吹き上げる)などを拭くこともできます。

●まとめ

 行動制限のない今夏は、旅行やイベントへ出かける方も多かったでしょう。安全で快適な秋のドライブを楽しむために、この時期にしっかりとメンテナンスをしておきましょう。

【画像ギャラリー】安全で快適な秋のドライブのために!! 真夏を乗り越えたクルマの劣化状況をチェック(5枚)画像ギャラリー

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