2022年10月3日、ダイハツはスーパーハイトワゴン軽「タント&タントカスタム」をマイナーチェンジするとともに、タントをベースに「楽しさとアクティブさ」を表現した新モデル「タント ファンクロス」を発売した。
ダイハツが目指したのは、「拡大するアクティブ系スーパーハイトワゴン市場に、日常を越えて、楽しい時間を過ごせるアクティブな車」だという。スズキのスペーシアギア、ハスラーほか先行する同テイストのクルマたちの間に割って入ることができるか?? その魅力を見ていこう。
※本稿は2022年9月のものに適宜修正を加えています
文/ベストカー編集部、写真/DAIHATSU、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年10月10日号
■新時代のアウトドアモデル「タント ファンクロス」
初代で「スーパーハイト」という新たな軽ジャンルを創出し、2019年に登場した4代目も堅調な販売を記録しているダイハツのタント。
そのタントに今秋魅力的なモデルが追加された。それが写真の「ファンクロス」だ。
ご覧のとおりSUVテイストを加えられた、アウトドアシーンにマッチする外観が特徴だが、内装のほうもベースモデルとしっかり差別化。
防水加工シートバックなど、フィールドで役立ちそうな装備も備えられ、拡大するアクティブ系スーパーハイトワゴン市場にあっても、けっして埋没しない個性を発揮してくれそうだ。
■もっとクルマで楽しむために… タントファンクロスの便利装備
いくら見た目がタフでも装備がヤワでは野外で使って不満が出るが、その点もタントファンクロスはよく考えられている。
特に後席シートバックに施された防水加工は、濡れた物や汚れ物を気にせずにラゲッジに放り込めるため、とっても便利。
いや、野外に行かずとも、普段の子育てシーンでも恩恵にあずかれるはずだ。
●ダイハツ タントファンクロス 価格(いずれも税込)
・ファンクロス…172万1500円(2WD)/184万2500円(4WD)
・ファンクロスターボ…180万9500円(2WD)/193万500円(4WD)
●ダイハツ タントファンクロス(2WD)主要諸元
・全長:3395mm
・全幅:1475mm
・全高:1785mm(4WDは1805mm)
・室内長:2125mm
・室内幅:1350mm
・室内幅:1370mm
・ホールベース:2460mm
・車両重量:920-940kg
・WLTCモード燃費:ターボ…20.6km/L/標準…21.9km/L
・総排気量:658cc
・最小回転半径:ターボ…4.7m/標準…4.4m
■ダイハツ 新型「タント ファンクロス」の主な特長
●アウトドアシーンに調和するアクティブ感とタフさを表現したスタイル
・力強いヘッドランプや、タフさを表現したフロントグリルやバンパー、シルバー加飾、サイドガーニッシュや、レジャーシーンで活躍するルーフレールを装備したアクティブ感あふれるエクステリア
・差し色のオレンジやシートのカモフラージュ柄でタフさを表現した特長的なインテリア
●新「タント」の利便性を継承しながら、アウトドアの様々なシーンで活躍する「タント ファンクロス」専用装備を採用
・キャンプや釣り等で汚れた荷物や濡れた道具を置いても手入れのしやすい撥水加工のフルファブリックシート表皮や、防水加工シートバック(後席)の採用
・夜間の積み下ろしで役立つラゲージルームランプ(デッキサイド右側・天井)と、利便性の高いUSBソケット(後席右側1口)を標準装備
コメント
コメントの使い方