■凹みや傷は直したほうが下取りで有利なのか?
こうしたボディの凹みが下取り価格におよぼす影響は少なくない。キズや凹みは査定で減点となり、その損傷具合と数で確実に査定額が下がってしまう。
また短時間で格安な板金修理をしてくれる業者は仕上がりもそれなりで、長い目で見ると経年劣化で修復跡が目立ってしまうケースもある。正直言ってプロの査定士の目を欺くのは難しい。微妙な塗装肌の違いや僅かな歪みも見逃さないから、板金塗装で修理するならキチンとしたところで直してもらうことだ。
塗装面にダメージのない凹みであればデントリペアを利用すればダメージは残らない、これは手放す際にも大きな魅力だ。
ただし、手間やコストをかけて板金塗装の修理に出しても、修理代金分だけ査定額がアップすることはない。小さな凹みや少々のキズであれば、そのまま下取りや買取りに出したほうが金額面だけを考えれば得なので、いつまで乗るかを考えて判断するようにしたい。
今回、初チャレンジしてわかったこと。DIYでのデントリペアは、やはりいきなりではなく、十分に練習することが大事で、プロのような仕上がりを得られるまでには、相当な時間がかかると思う。筆者は、機会があればデントリペアロッドを買い足して、またチャレンジしてみたいと思う。
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