「買い」の輸入車最安グレード 5選
冒頭で紹介したベンツ C180のように最安グレードでも充実している輸入車は多数存在する。ここでは、5つの輸入車の最安グレードをピックアップ! いずれのモデルも買い得感の高い最廉価グレードだ。
■ベンツ「A180」/価格:322万円
「A180スタイル」は、「A180」に比べて価格が40万円高い。そして「A180スタイル」に加わる内容は、メモリー付きフルパワーシートなど付加的な快適装備が中心になる。駐車時の運転を支援するアクティブパーキングアシストなどが欲しい場合を除くと「A180」で充分だ。必ず装着したいレーダーセーフティパッケージは、「A180スタイル」でもオプションになる。
■BMW X2「sドライブ 18iスタンダード」/価格:436万円
「sドライブ 18iスタンダード」は、必要な装備をはずした低価格グレードではない。
BMWのブランドイメージを考えると主力は481万円の「Mスポーツ X」だが、「sドライブ 18iスタンダード」も45万円安い割に安全&実用装備を充実させた。ノーマルサスペンションと17インチタイヤの組み合わせにより、乗り心地は快適だ。選ぶ価値のある買い得グレードになっている。
■ボルボ V40「T2キネティック」/価格:299万円
「T3キネティック」の価格は339万円だから、「T2キネティック」よりも40万円高い。両車ともにエンジンは1.5Lのガソリンターボだが、「T3」は最高出力が152psだから、「T2」の122psを30ps上まわる。最大トルクも高い。
しかし、装備にはほとんど差がなく、特に安全装備は「T2キネティック」もフルに標準装着する。従って40万円安い「T2キネティック」が買い得だ。
■アウディ Q2「30TFSI」/価格:299万円
中級グレードの「30TFSIスポーツ」は価格が370万円だから、「30TFSI」よりも71万円高い。
「30TFSIスポーツ」にはLEDヘッドランプやスポーツシートが装着され、タイヤサイズも16インチから17インチに拡大されるが、装備と価格のバランスを見ると「30TFSI」が割安だ。緊急自動ブレーキのアウディプレセンスフロントも標準装着される。
■VW パサート「TSIトレンドライン」/価格:333万9000円
パサートでは、価格が最も安い「TSIトレンドライン」にも、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールなどが標準装着される。
ヘッドランプがハロゲンになってLEDを装着できないのは不満だが、価格は「TSIエレガンスライン」に比べて54万円安い。「TSIトレンドライン」は買い得で、ベーシックな内外装にも独特の魅力がある。
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