最近流行りのSUVに押され気味のミニバン。ステーションワゴンのように、ミニバンも絶滅危惧種になってしまうのか……と思いきや、日産が満を持して新型セレナを発表し、ミニバンシーンがにわかに活気づきはじめている。家族持ちの人にとっては選択肢のど真ん中であるミニバン、そりゃ、なくなったら困っちゃう! ということで、ここでは今が旬な5車種をピックアップしてみた。
ちなみに、2023年は高級ミニバンとして君臨するアルファードとエルグランドの両巨頭もフルモデルチェンジが行われるのではないかと噂されており、再びミニバンシーンが活況を呈しそうな予感大!
文/FK、写真/トヨタ、日産、ホンダ、三菱
【画像ギャラリー】やっぱりいいね!! ミニバンの魅力を再確認(17枚)画像ギャラリー新型セレナは高級ミニバンもウカウカしていられないほどの充実装備が満載!
日産のドル箱車といっても過言ではない人気モデルのセレナ。
2016年8月に登場した5代目は、技術の日産を象徴するe-POWERの搭載などもあって発売後1カ月で約2万台を受注したり、2018年と2019年の2年連続ミニバン販売台数No.1を獲得したが、2022年11月、かねてから噂されていた新型の6代目が発表されるともに来春発売が明らかになった。
初代から受け継がれる“BIG”、“EASY”、“FUN”のコンセプトに代表される室内空間の広さや利便性はそのままに、最先端技術の搭載や機能の充実を図ってさらなる進化を遂げた6代目。
最上位グレードにはミニバン世界初搭載となる先進運転支援技術のプロパイロット2.0を標準装備して、長距離運転におけるドライバーの負担を軽減。新開発の1.4リッターe-POWER専用エンジンを組み合わせた第2世代のe-POWERもエンジンの作動音を抑制するとともに、よりパワフルで気持ち良い加速性能を実現している。
また面白いのは、あらゆる角度から徹底的に科学したクルマ酔い軽減技術の導入。第2世代のe-POWERと高剛性サスペンションが車体の動きを滑らかにし、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑えることでクルマ酔いにつながる頭の急な揺れを抑制している。
その他にも高級ミニバンに匹敵する充実装備を満載した日産の新たな刺客=セレナがミニバンシーンを盛り上げてくれるのは必至だ。
コメント
コメントの使い方