「SUVが欲しいけど大きくて高いのは…」派に朗報!! 平均年収400万円時代の安くて小さいSUV!!

e-POWERのみに絞った割り切ったグレード構成も清々しいキックス

デカさが正義の時代は終焉を迎える!? 今、小型SUVが超元気だ!!
2022年7月のマイナーチェンジでモーター出力を約5%、最大トルクを約7%向上させた第2世代e-POWERを搭載したことによりパワフルな走りを実現したキックス

 2020年6月に販売が終了したジュークの後を受けて、同年同月に発表されたキックス。ガソリンエンジンで発電して電気モーターで走る日産独自のe-POWERや運転支援技術のプロパイロットを搭載した、ニッサンインテリジェントモビリティを余すことなく体現する次世代のSUVとして大きな話題を集めた。

 エクステリアも日産車の象徴である精悍なダブルVモーショングリルや特徴的なフローティングルーフなどで力強さとスタイリッシュさを表現するとともに、躍動感のある先進的なLEDヘッドランプが採用された。

 デビューから2年後の2022年7月にはマイナーチェンジを実施。力強さ・なめらかさ・静かさを進化させた第2世代e-POWERを搭載するとともに、モーターならではの高速・高精度な駆動力制御によって意のままの走りを実現する4WDモデルを追加。

 さらに、深みのある落ち着いたブラウンの内装などが特徴となるスタイルエディションを新グレードとして設定。外装にリアコンビランプ一体型フィニッシャーやダーククローム調のグリルフィニッシャーをとり入れ、内装も落ち着きのある深いブラウンを基調とした装いを施すなどシックな仕上がりとなっている。

 デビュー時はグレード構成がふたつだったのに対して、現行モデルでは8グレード構成となり選択肢が広がったことも買い手側としてはありがたいかぎりだ。

クラスを超えた高い走行性能を味わいたければヤリス クロスで決まり!

デカさが正義の時代は終焉を迎える!? 今、小型SUVが超元気だ!!
SUVならではの力強さや存在感を表現した、バランスのよい洗練されたプロポーショが採用されたヤリス クロス

 ヤリスシリーズの“軽快な走り”、“先進の安全・安心技術”、“低燃費”を継承しつつ、これからの時代に求められるコンパクトSUVの新たな価値を追求するべく開発されたヤリス クロスがデビューしたのは2020年8月。

 ヤリスが持つ凝縮感に加えてSUVならではの力強さや存在感を表現した洗練されたプロポーションや、ユーティリティ性にこだわり抜いた室内空間とゆとりあふれる荷室空間はコンパクトSUVであることを忘れさせるほどだ。

 走りのほうも抜かりはなく、サスペンションの一新によって軽快なハンドリングと上質な乗り心地を両立。

 加えて、さまざまな路面状況に対応できる4WDシステムも見どころで、ガソリン車ではオフロードや滑りやすい路面における走破性の向上に寄与する、路面状況に応じた走行支援を3つのモードから選択可能なマルチテレインセレクトが採用されている。

 ハイブリッド車も雪道などで安心なE-Four(電気式4WDシステム)をトヨタコンパクトSUVで初設定するなど機能が充実。

 2022年7月の一部改良では走りを追求したGR SPORTを新たに設定、専用の剛性アップパーツやサスペンションに加え、電動パワーステアリング制御やパワートレーン制御にも改良を加えることで“GR”の走り味を実現。内外装もGRならではのスペシャル感が満点で所有欲を満たす内容に仕上げられている。

遊びや仕事の“移動基地”になるスペーシア ベースは使い勝手の良さが最大の武器!

デカさが正義の時代は終焉を迎える!? 今、小型SUVが超元気だ!!
スペーシア ベースは商用車ならではの積載性や広い荷室空間、使い勝手の良さと乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合した軽商用車だ

 “遊びに仕事に空間自由自在。新しい使い方を実現する軽商用バン”をコンセプトに開発され、商用車の積載性や広い荷室空間、乗用車のデザインや快適性、運転のしやすさを融合したスペーシア ベース。

 “遊びゴコロがさらにギアアップしたSUVな軽ハイトワゴン”と謳うだけあって、そのパッケージングは隙間のないフルフラットなフロアと低く抑えた荷室開口地上高による使いやすくて荷物が出し入れしやすい荷室空間と、乗り降りしやすいシート高や乗り心地の良いフロントシートによる快適な前席空間を両立。

 また、全車に標準装備したマルチボードを使えば、車中泊やワーケーションなどの目的に合わせて室内空間を自由にアレンジすることが可能で使い勝手も抜群だ。

 商用車とは思えないデザインも秀逸で、フロントグリルやドアハンドル、ドアミラー、バックドアガーニッシュなどの加飾をブラックで統一して重厚感を強調するとともに、リアクォーターパネルやチェッカープレートをモチーフにした専用エンブレムも採用して道具感を演出。

 加えて、全車にCVTとアイドリングストップを搭載することによって、軽商用車ではトップクラスの21.2km/L(WLTCモード)という低燃費も実現。“ベース”という車名にもあるように、自分だけの秘密基地をこのクルマで作ってみてはいかが?

次ページは : ekクロス EVが持つSUVテイスト満点のビジュアルに萌える

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