■東京オリンピックで聖火点灯を目指す!
カーティベーターのスカイドライブは、いまや空飛ぶクルマとしては日本屈指のプロジェクトへと成長した。もともとが優れた才能の集まりではあったが、そこに大学の研究室やトヨタグループ、NEC、パナソニックなど、50を超える民間企業がサポーターとして加わり、盤石な開発・支援体制が整ったといえる。
カーティベーターはまもなくSD-01による有人飛行試験を行い、2020年の東京オリンピックでは、スカイドライブによる聖火点灯を行うことを提案している。
空飛ぶクルマには世界的なライバルが存在するし、技術面や制度面で解決すべき課題も多い。とはいえ日本発の有望なプロジェクトとして、ぜひとも成功を願いたいものだ。
〈カーティベーター 基本データ〉
設立年:2012年
所在地:日本・東京(開発拠点は東京都港区と愛知県豊田市)
創業者:中村翼(現共同代表)
社名の由来:CAR(クルマ)とACTIVATOR(事物を活性化する人・モノ)を組み合わせた造語。「モビリティを通じて次世代の人たちに夢を提供する」がミッション。
〈カーティベーター 沿革〉
■トヨタにエンジニアとして就職した中村翼氏の情熱から生まれた有志団体
■「ワクワクするクルマ」を模索するうちに「空飛ぶクルマ」の魅力を発見
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50を超す企業が支援を表明。日本を代表する空飛ぶクルマの開発チームに
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