乗るならいまでしょ! 40代以上のおじさんが最後に乗りたいガソリン+MT車3選

■スカイラインR32GT-R

レースで勝つために生まれたR32スカイラインGT-Rは、正式発表から32年たった今でも色あせていない
レースで勝つために生まれたR32スカイラインGT-Rは、正式発表から32年たった今でも色あせていない

 続いて、R32GT-Rです。これはもうあえて語り尽くされていますので、多くは語りませんが、このR32GT-Rが出た時の衝撃は計りしれないものがありました。

 4000rpmからの官能的に盛り上がっていく280ps/36.0kgmのRB26DETT、電子制御トルクスプリット4WDのアテーサE-TS、スーパーHICAS……。

 プレス向けのサーキット試乗会で、R32GT-Rを試乗した際には、これまで体感したことのないぶっちぎりの速さだったことをいまだ身体が覚えています。圧巻のエンジンレスポンス、シャシー剛性の高さ、スタビリティの高さ……、これは後にR35GT-Rを初めて試乗した時に感じた衝撃よりも上でしたね

R32スカイラインGT-Rのエンジンルーム。「平成」を代表する名エンジン、RB26DETT
R32スカイラインGT-Rのエンジンルーム。「平成」を代表する名エンジン、RB26DETT

 さて、気になる中古車価格です。R35GT-RのVスペックIIニュルはいまや5000万円を超えています。さすがにそこまではいっていませんが、R32GT-Rもなんと4950万円の個体が売りに出ています。走行970kmのワンオーナーのR32GT-R NISMOです。

 続いてワンオーナー車の1万㎞の個体は1950万円。それ以降の程度のよい個体は800万円代から1000万円前後となっていて、最低価格も走行距離15万㎞オーバーで500万円前後になっています。

ステアリング形状やインパネのデザインも新たな時代が来たと感じさせた。当時はスポーツ系のクルマを買うと、ハンドルをすぐに換えたがR32系は換えなくてもカッコよかった
ステアリング形状やインパネのデザインも新たな時代が来たと感じさせた。当時はスポーツ系のクルマを買うと、ハンドルをすぐに換えたがR32系は換えなくてもカッコよかった

 今回、選りすぐりの3車種を選んでみましたが、もちろんこれ以外にもたくさんあります。ざっと頭に浮かんだものを挙げてみると、2JZの80スープラ、1JZのチェイサーツアラーV、S2000、初代シビックタイプR、ランエボV、VIおよびトミマキネンエディション、NAロードスター、FD3S型RX-7(280psのMT)、NSXなどキリがないのですが今回はこれまで!

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