【めでたいこともあれば! 悲しいこともあった!!】 平成クルマの事件簿 20選

■徳大寺有恒氏死去(平成26(2014)年11月)

1976年発行の「間違いだらけのクルマ選び」などで、日本の自動車ジャーナリズムに破壊的な影響を与えた徳大寺有恒氏が74歳で逝去。

■編集部ヒキコモゴモ
U「オレなんかよく怒られたけど、全盛期の頃はほんとオーラが半端なかったよ。今でも徳さんのオーデコロンの匂いを思い出すよ。それに街を歩けばみんなが声をかけてきた。人気者だったんだね~。徳さんの文体も時代にマッチしていたしね。文章のうまさは故小林彰太郎さんと同レベルだったと思うよ」
B「性能面だけでなく、クルマの魅力や本質を的確に、オシャレに説いていた方でした。文章、勉強になります」

◎徳さんの魂は死なず。当時の試乗記をリバイバル掲載しています!

■VWの排ガス不正発覚(平成27(2015)年9月)

アメリカでVWのディーゼル車が不正に規制をクリアしており、対象車はメーカー買い取り、VWは巨額の罰金を科せられるなどの大騒動に。

■編集部ヒキコモゴモ
B「世界販売台数トップクラスのVWが「まさか」という感じ。その後、日本でも「まさか」の不正事件が続きましたけど」
U「あれ以来このテの話題は尽きないね。メーカーは襟を正さないと」

■佐藤琢磨、インディ500で日本人として初優勝(平成29(2017)年9月)

F1時代日本人2人目の表彰台を獲得した佐藤琢磨は、2010年からアメリカのインディシリーズに参戦。

2013年に日本人初のインディシリーズで優勝を果たし、2017年には世界三大レースの1つであるインディ500でも日本人初優勝を飾った。

インディ500で日本人として初めて優勝しミルクを飲んだ(?)佐藤琢磨。2010年からインディに挑戦し、ついにチャンピオンになった。マシンのエンジンはホンダ製

■編集部ヒキコモゴモ
B「琢磨選手、最終ラップで2番手を走っていて、そこからの爆裂追い上げて優勝。これぞ大和魂。日本人アスリートの凄さを世界へ見せつけた感じ。顔もイケメンですし。どうスかUさん?」
U「日本人もデイトナやパリダカなんかで優勝してるけどインディは特別だよ。アメリカのMBAで日本人がマイケル・ジョーダンに勝っちゃったようなもんだからね」

■豊田章男トヨタ社長、CESでモビリティサービスカンパニーになると宣言(平成30(2018)年1月)

トヨタの豊田章男社長は2018年CESにおいて「クルマだけではなく、コネクテッドなども手がけるモビリティカンパニーになる」と宣言。

次世代EV「e-Palette Concept」

■編集部ヒキコモゴモ
U「業務提携などの情報を集めると、どこに向かっているのかよくわかるよね」
B「2018年秋にはソフトバンクとも提携、クルマがいろんな業態に変わる元年ですね。でも、何もクルマでコネクテッドしなくてもいいと思うんだけど、そんな私は時代に取り残されるのでしょう(涙)」

■ゴーン会長、有価証券報告書の虚偽記載容疑で逮捕(平成30年11月)

日産のカルロス・ゴーン会長が有価証券報告書の虚偽記載容疑で逮捕された。現在取り調べ中で、今後のいろいろな行方が注目される。

■編集部ヒキコモゴモ
U「ゴーンショックは新年になっても目が離せんね。Bなんかどう思うの?」
B「億単位の金額の話はまったく身近に感じられないので、ピンときません(笑)。早くなんらか決着をつけて、日産もルノーも魅力あるクルマをたくさん出してほしい。私の願いはこれだけです!」

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