クルマを運転したり、街中を歩いていたりすると必ず目に入ってくるのが道路標識。実は道路標識には4つの種類の標識があり、案内標識、警戒標識、規制標識、指示標識に分かれている。
このうち、案内標識は地名や方面などの案内を示し、警戒標識(危険個所を知らせる注意喚起)とともに国や地方自治体が管理している。また、規制標識と指示標識のふたつは禁止事項や特定の交通事項に関する内容を道路管理者と各都道府県警察が分担して管理しているのだ。
本企画ではそんな道路標識を三択クイズ形式で紹介していきます。そんなの知ってるよという人、改めて内容をおさらいしておきたいという人のどちらもレッツ、トライ!
文/ベストカーWeb編集部
今回の難読度/★★☆(難易度は★☆☆)
■問題!!
今回の道路標識クイズは、日本の公道でおそらく一番目にするのではないかという「あの」標識の問題です。道路は走るところであるが、とどまるところでもある。でもこの標識のあるところは「とどまっちゃダメよ」。規制している標識はどれでしょうか? 今日もレッツ、トライ!!
ヒント:「とどまる」(訓読み)と読む漢字を思い浮かべてみてください。
■答えは??
答えは③駐車禁止です。「駐まる」で「とどまる」と読むそうです。よってこちらが答えとなります。この標識のあるところ、駐車ができないところとなります。では、そもそもの「駐車」の定義ですが「5分以内の荷物の積み下ろし、人の乗車のための停止、運転者がすぐ運転できる状態等の停止は可能」となります。
なるほど、よく見かける監視員の方々が駐車禁止の場所でしばらく見てから違反表示する根拠がこの最低5分間は駐車していることの裏付けを取っているためなんでしょうね。目的地でなかなかコインパーキングなどが見つからず、ついつい駐車してしまった……ということもあるかと思いますが、クルマで移動できることが便利なのであり、多少不便でも駐車場を探して止めるクセをつけるといいかもしれませんね。
ほかの標識は
①車両通行止め
②駐停車禁止
でした。