「夢のアイテム」のラインアップをチラ見せてほしい
おそらくだが、トヨタはこの「アップグレードレディ設計」によって、MIRAIやレクサスLSといった、ごく一部の高級車にしか設定していない高速道路走行中のハンズオフ機能のような「魅力技術」を後付けできるよう、想定しているのだろう。
ただ前述もしたように、現時点は何ができるようになるのかは明確にされていない。もちろんトヨタ内部では、アップデートやバージョンアップするお題目は並んでいるのだろうが、お金を払ってでも追加したくなるような夢のアイテムが顧客側に見えていないので、ユーザーとしては関心を持つ状況にない。チラ見せでもよいので、夢のアイテムのラインアップを見せてほしいところだ。
ユーザーが最も関心を抱いているのは、自動運転に関する技術だろう。例えば、先ほど挙げた、高速道路での自動運転のようなバージョンアップがKINTO契約で(無料ではないにしろ)手軽にできるとしたら、むしろKINTOで契約してみよう、という顧客が出てくる可能性もある。今後の動向に注目だ。
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