花粉からクルマと体を守る10の方法
1.水洗いでもいいので頻繁に洗車をする
とにかく花粉を塗装面に残さないことが重要。コーティングをしていれば水洗いだけでも十分。特に、降雨後は塗装面に水を含んだ花粉を残さないため、サッと水で洗い流そう。塗装面に花粉が溜まっているのが肉眼でもわかるような時があるが、小キズが付いてしまうので、手で払ったり直接拭き取るのは絶対に避けよう。
2.車内清掃で花粉を除去する
バイザーの裏側、ダッシュボードの上、ガラス面は濡れたウエスやウエットシートで拭く、シートの隙間、ドアポケット、シューズが触れる足元部分(特にマットとその裏側)は粘着シートや掃除機を使うなどして、花粉をこまめに除去しよう。
3.フロアマットを頻繁に叩く、水洗いする
シューズの裏には花粉がたっぷり付着している。そのため、頻繁にマットを取り出して叩き、花粉を取り除こう。
4.空気清浄機を取り付ける
標準装備としている車種が増えつつある空気清浄機も有効。オプション選択ができる車種も増えてきているため、花粉症に悩まされることが多い人は装着をお薦めする。
5.衣服に付着した花粉を払う、髪の毛をバサバサと振る
車内にできるだけ花粉を持ち込まないことが最善策。アウターは乗車前に叩くなどして花粉を落とそう。忘れがちなのは髪の毛。髪の毛は大量の花粉が入り込んでいる場所なのだ。そのため、乗車前に髪の毛をバサバサと振って花粉を落とすだけでも車内に持ち込む花粉の量を減らせる。
ちなみに、インフルエンザなどのウイルスの付着量も髪の毛が最も多いため、髪の毛バサバサ対策法は感染症の予防にも有効なのだ。
6.コンタクトレンズではなく眼鏡を使用する
コンタクトレンズは花粉症の大敵! 花粉がコンタクトレンズに付着することでアレルギー症状を悪化させるうえ、視界不良なども引き起こして運転に支障が出るおそれも。花粉の飛散量が多い時だけでも眼鏡をかけるのがお薦めだ。
7.加湿をする
空気が乾燥していると花粉が浮遊しやすくなるうえ、湿度が低いと花粉を引き寄せてしまう静電気が起きやすくなる。そのため、車載用加湿器を使用して加湿をすることも有効だ。
8.ピークが過ぎたらエアコンフィルターの交換を
エアコンフィルターにも花粉が大量に付着している。そのまま使用し続けると車内にはピークを過ぎても花粉が浮遊し続けることに……。そのため、ピークを過ぎたら、エアコンフィルターの交換をするのが花粉症を長引かせないコツとなる。
9.運転前の花粉症薬の服用は慎重に
花粉症の薬は抗ヒスタミン薬と呼ばれるもので、効き目はあるものの副作用として眠気が発生することがある。そのため、抗ヒスタミン薬服用後の運転は控えることが推奨される。とはいえ、症状が重くて運転に支障が出るような場合は、薬局の薬剤師に眠気を催しにくい薬を確認してから服用することをお薦めする。
10.花粉の飛散量が多い地域へのドライブを避ける
深刻な花粉症に悩む人は、ドライブの行き先を決定する前に、気象庁が公開している花粉の飛散量をチェックして決定するというのも手だ。
体もクルマも完調のままで春の行楽シーズンを楽しむためにも、ここで紹介した花粉対策を試してほしい!
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コメント
コメントの使い方良記事ですね。記事中で私的に最も効果あった2つを書かせてください。
・体に付着した花粉除去(乗る前の髪・服払いと、定期的なフロアマット掃除。靴に予想以上についてる)
・空気清浄機を常に掛ける。ACに機能なければルームミラー交換型を。プラズマクラスターに懐疑的な私でも花粉にだけは効果実感