「いま乗りたい!!」という人にお届け!! 先代ヴォクシーを狙うなら「煌III」を探すべし

販売店によって差が激しいが、2022年の相場高騰の影響だと思われるため、安い個体を探してOK

 現時点(2023年2月末)の後期型ヴォクシーの中古車相場は、調べたところ、2018年式は税込240~330万円(249台)、2019年式は250~380万円(273台)、2020年式は255~394万円(360台)、2021年式は260~390万円(224台)であり、年式によって最低価格が10~20万円程変わってくる(検索条件は「ヴォクシー、煌、走行距離3万キロ未満、修復歴無し」)。

 もちろん走行距離は少ないほうが高くなるが、同年式、同走行距離、同ボディカラーであっても、販売店によって大きく開きがある(2022年9月ごろの中古車高騰相場の影響を引きずっていると思われる)ため、時間をかけて価格安い個体を探してほしい。2020年式だと今年2023年に1回目車検を迎え、2018年式だと今年2回目車検を迎える。コストを抑えるならば、車検を通した個体を探したほうがよいだろう。

■トヨタ「ヴォクシー」 2020年式 3万キロ未満

■トヨタ「ヴォクシー」 2019年式 3万キロ未満

モデリスタエアロを装着した後期型ヴォクシー。エアロパーツは査定でプラスとなることが多いアイテムだ
モデリスタエアロを装着した後期型ヴォクシー。エアロパーツは査定でプラスとなることが多いアイテムだ

賢い売り方は、車検を迎える数か月まえに手放す

 一方、賢い売り方のポイントは、売却するタイミングだ。ヴォクシーは国内需要が高いイメージがあるが、実は海外にも中古車が多く輸出されている。なかでもマレーシアへ多く輸出されており、ヴォクシーの他にも、アルファード、ヴェルファイア、エスティマなども多く輸出されている。

 マレーシアには、「初度登録月からの経過月数12か月から59か月まで」という輸出規制がある。そのため、59か月(約5年)になる前に売却するのが賢い売り方。今年2023年でいえば2018年式が「行く」限界年式だ。車検を迎える数か月前に、複数の買取店で査定をしてもらい、より高く買い取りをしてくれるところを見つけてほしい。

2017年9月以前の前期型ヴォクシーのエアログレード。中古車検索サイトでは、2015年式の「煌」が180万円程で販売されていた
2017年9月以前の前期型ヴォクシーのエアログレード。中古車検索サイトでは、2015年式の「煌」が180万円程で販売されていた

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 新型ヴォクシーが出たあとも、先代ヴォクシーの中古車相場は高いまま維持されている。ぜひ参考にしていただき、お得にヴォクシーを楽しんでほしい。

【画像ギャラリー】ヴォクシーは先代もカッコよい!! 先代ヴォクシーを買うならばお薦めしたい、先代ヴォクシー後期型エアログレード「煌III」(6枚)画像ギャラリー

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