新車を残価設定で買うってのが当たり前になりつつある今、中古車もその波が!! 古くはトヨタの認定中古車が対応していたが、とうとう日産も参入することに。新車に比べると月々の支払額が超安そうな気がするが、注意点も。一体なんだそれは!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
■すっかり市民権得た残価設定ローン!! 今や中古車も対象に
クルマを購入するときは当然ながら支払いをしなければならないが、その選択肢は現金一括かローン(クレジット)の2択ということになる(リースやサブスクは厳密には“購入”でないので除外)。
最近はローンでも「残価設定ローン」というものが一般的となり、これを活用して新車を購入している人も多いのではないだろうか。
この残価設定ローンとは、その名の通り残価=残る価値の分を最後に残し、その分を差っ引いた額でローンを組むというもの。例えば300万円の車両を5年の残価設定ローンで購入し、5年後の残価を120万円としたならば、その差額の180万円を5年間で支払っていくワケで、総額でローンを組むよりも月々の支払いを抑えることできるというメリットが存在するのである。
そして5年後には残価の120万円を一括で支払う、もしくは再クレジットをして乗り続けるか、売却して残価を精算するかを選ぶことが可能。5年後の自身のライフスタイルに合わせて選択することができるというのも残価設定ローンの特徴と言えるだろう。
この残価額は残価率と呼ばれるパーセンテージで表されており、通常は5年で30~40%前後、人気の高い車種では50%前後と車種によっても残価率は異なっているので、人気の高い車種ほど月々の支払い額を抑えることができるのだ。
そんなワンランク上の車種も狙うことができる残価設定ローンだが、なんと日産自動車は2023年1月から中古車でも残価設定ローンを使うことができるようになったのである。
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