軽量で強度が高く、加工性に優れたアルミニウム合金は、自動車や新幹線、飛行機に至るまで、さまざまな乗り物に使用されている素材だ。“国産初のスーパーカー”として1990年にデビューした「ホンダ・NSX」は、アルミモノコックボディを採用したことでも知られているが、ボディの一部、特にボンネットにアルミ素材を採用しているモデルは、国産メーカーのクルマにも意外と多い。
今回は、アルミ製ボンネットのメリットが多いと言われつつも国産車に浸透しない理由を考えみたい。
文/藤井順一、写真/トヨタ、スバル、日産、ホンダ、三菱自動車、写真AC
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