■さらに延伸し笹目通りに接続する計画も
とは言うものの、このプロジェクトの本命は国道254号バイパスのさらなる延伸にあるとみている。
埼玉県が令和2年7月に公開したパンフレットには、和光市新倉からさらに都心側のルート(笹目通りまでの1.6km)が延伸区間として記載されており、そこまでを想定したプロジェクトであることは間違いない。
となれば、笹目通りを右折して環八・練馬方面に向かうことも可能で、工事が遅れている外環の中央・東名ルートの補完になる。また、左折して中山道(国道17号)に向かえば、都心は目の前だ。
延伸区間で工事が始まっている様子はなく、先は長いと思われるが、いずれにせよ、埼玉と東京を結ぶ新たな幹線道路が誕生するわけで、渋滞の改善や新たな防災ルートの確保など、大きな効果が期待される。開通を楽しみにしつつ、工事の様子を見守りたい。
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