誕生から今年で21年! VWはなんでトゥアレグを日本で売らないの?

■累計生産100万台を突破し記念モデルも発売

現行の3代目トゥアレグ
現行の3代目トゥアレグ

 たとえば2012年のトゥアレグ ハイブリッドは898万円なのに対し、当時のアウディQ7 3.0クワトロが785万円という具合。このためトゥアレグは2015年にハイブリッドの取り扱いを停止したりするのだが、それでも上位ブランドとの棲み分けが難しいことに変わりはなかった。

 その結果どうなったか。トゥアレグは2018年に3代目へと進化したのだが、このモデルは日本導入が見送られることとなったのだ。

 改めてこの3代目を眺めてみると、ティグアンにも通じるデザイン言語を持った実に端正なたたずまい。全長は約4898mmとレクサスRXとほぼ同寸で、全幅1984mmはRXより60mmほど広い。プラットフォームにはVWグループのMLB・L7というタイプを使っている。

 本国でのエンジンラインナップは、3L・V6ガソリン&ディーゼルと4L・V8ディーゼルという構成でスタート。これに2020年、ハイブリッドとプラグインハイブリッドの「R」が加わった。後者の「R」はトゥアレグのフラッグシップであり、システム出力340kW(456ps)、最大トルク700Nmというとんでもない肉食系SUVでもある。

 2019年には、初代モデル以来の累計生産が100万台を突破し、欧州では記念モデルも市販されたトゥアレグ。その堂々たる存在感は、日本市場でも十分支持を得る魅力に満ちている。とはいえ3代目トゥアレグは、このまま日本未導入で終わることになりそうだ。なぜならフォルクスワーゲンは、すでにトゥアレグの改良を予告しているからだ。

 この新型トゥアレグは2023年夏にデビューする予定で、新世代のシャシーに3万8400個ものマイクロLEDを搭載するマトリックススヘッドライト、15インチの大型ディスプレイを備えた「イノビジョン・コクピット」などの採用がアナウンスされている。リアのVWバッジもLED化され、発光するタイプになるようだ。

 となるとこの新しいトゥアレグの日本導入が気になるところ。大型SUV市場に殴り込みをかけて、フォルクスワーゲンのプレゼンスをアピールしてほしい!

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