■モデルチェンジ直前の今が熟成の極み
不満は6速ATのままだし、先進安全装備も最新ではないことだ。また、燃費の悪さも指摘されている。だが、真面目に商品改良しているから、多くの項目においてユーザーの満足度は高い。
新車の生産が滞っていることもあり、リセールバリューは驚くほど高い。とくに7人乗り仕様は高騰している。生産期間を考えると進化はそれなりだ。が、高年式モデルに乗ると完成の域に達していることがハッキリわかる。
■間もなくモデルチェンジの予定だ
・ランクルプラドの熟成度:115度
・次期型FMC予想:2023年夏頃
・型落ち危険度:★★★★★
●ランドクルーザープラドTZ-G主要諸元
・全長×全幅×全高:4825×1885×1835mm
・ホイールベース:2790mm
・車重:2330kg
・エンジン:直列4気筒DOHCディーゼルターボ、2754cc
・最高出力:204ps/3000-3400rpm
・最大トルク:51.0kgm/1600-2800rpm
・WLTCモード燃費:11.2km/L
・価格:554万3000円
コメント
コメントの使い方エアサスでKDSS装備のTZ-Gとそれ以外とではハンドリングや乗り心地が別物である。廉価グレードのTXが300万円台に対してTZ-Gにメーカーナビ(プラドの昨日をフルに活かすにはメーカーナビが必須)、マルチテレインセレクトなどのMOPを装着すると600万円後半となり、廉価グレードの2倍の価格になる。街中を走っている多くは、廉価グレードの形だけのランクルであることはあまり知られていない。
3年リースで乗りました。
デカい割に狭い道も運転はし易かったです。
でも乗り心地はポヨンポヨンしてトラックみたく締まりがなくレーンチェンジもキビキビしない亀みたいなノソノソ感が詰まらなかった。
ブラックエディションが出てから、1日に十台はすれ違う大衆者になってしまったのも残念。