■ヤリスの純正メーカーオプション、ドラレコ搭載のインナーミラーが人気
こうしたなか、2022年7月にトヨタが新型ヤリス(ヤリスクロスにも設定)に自動防眩インナーミラーにドラレコを搭載し、全グレードにメーカーオプションとして設定した(ベストカーWebでも2022年7月27日既報)。
さらに2022年11月には新型アクアにも同様に全車に設定されており、将来ドラレコが標準装備品として定着する可能性をトヨタが示唆したとも思える。価格は、両モデルとも5万3900円(税込)だ。
このドラレコ付きインナーミラーの装着率はなんと3割を超えるという人気だという。その理由を探るために、このミラーを納入しているアメリカのサプライヤーであるジェンテックスの日本事務所を尋ねてみた。
ジェンテックス・ジャパンの松田さんによると、購入者の声としてはまず「後付け製品と違って見栄えが良い」というのが一番の好評点だという。
後付け製品の多くは、元のミラーにベルトで結えつけるタイプで見栄えがあまりよろしくないが、ドラレコ付きインナーミラーの前方用カメラはウインドシールド部に一体化されており全く見えない。
メーカーオプションなので、ADAS用のカメラやETCのアンテナと干渉する心配もないのでその点も安心だ。
リア用カメラも、ルーフリップ直下に自然に組み込まれていて、すっきりした外観が保たれている。後付け製品では、リアカメラの配線は内装トリムを剥がしてリレーを這わすので、手間もかかるし、他の配線との干渉など心配なところでもある。
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