クタクタだけど不思議な充実感! もうホント楽しすぎ!! 編集部員が「砂子塾」1日体験でドラテク向上へ第1歩

■身体はしんどくても……また参加したくなる!

砂子塾長(右)に参加者は自分の助手席に座ってもらって走行することで、走りの改善ポイントなど修正点について直接指導を受けられる
砂子塾長(右)に参加者は自分の助手席に座ってもらって走行することで、走りの改善ポイントなど修正点について直接指導を受けられる

 そして実際に3時間近くコース走行を体験することになったのだが、自分がイメージしているようにはまったくクルマが動いてくれずに悪戦苦闘。基本的には砂子塾ではインストラクターの方が手取り足取り教えるのではなく、参加しているドライバーが自ら考え、「どうやったらより速く、安全に走れるのか」を自分の身体に染み込ませていくことを求められる。

先代86のレーシング仕様車も参加者がコース内を運転できるサプライズが用意されていた!
先代86のレーシング仕様車も参加者がコース内を運転できるサプライズが用意されていた!

 そう、言うなれば砂子塾は「大人の運転塾」なのだ。教えられるのではなく、自ら考えて学ぶ。そんな自主的な雰囲気もやらされ感がまったくないのも砂子塾らしさだと言えるだろう。当日は先代86の本物のレーシングマシンを参加者がコースを運転できる嬉しいサプライズなども用意されていた。

 砂子塾長と東風谷事務局長のふたりは参加者個々人のレベル差など関係なく、すべての参加ドライバーの走りを実によく観察してくれている。嬉しいのはプロドライバーのふたりが運転する同乗走行に加え、ふたりが参加者の助手席に乗りながら走行の注意すべきポイントや修正点をその場で的確に指摘してくれることだ。

こちらは砂子塾の東風谷高史事務局長(写真左)。同乗走行ではプロの超絶ドライビングテクニックを惜しげもなく披露してくれるのだ
こちらは砂子塾の東風谷高史事務局長(写真左)。同乗走行ではプロの超絶ドライビングテクニックを惜しげもなく披露してくれるのだ

 当日16時に砂子塾のトレーニングは終了し、最後は参加者全員への砂子塾長と東風谷事務局長からの総評が行われる。参加者は朝のミーティングでの自己紹介に続き、当日の自身の走りの自己分析についてコメントを求められるのだが、これに対してインストラクターのふたりからよかった点や改善ポイントなどがテンポよく示される。

トレーニング終了後の総評。参加者一人ひとりが一日の自己分析を行い、それに対してインストラクターのふたりが軽妙にアドバイスしてくれる
トレーニング終了後の総評。参加者一人ひとりが一日の自己分析を行い、それに対してインストラクターのふたりが軽妙にアドバイスしてくれる

 この時の砂子塾長と東風谷事務局長のふたりが軽妙にやり取りするのだが、これが非常にユーモラスで参加者たちもまさに和気あいあいそのもの。この雰囲気は真剣に走りを学びにきているなかにも一体感と充実感が味わえる何よりのもの。

砂子塾長(右)と東風谷高史事務局長(左)。このふたりから厳しくも楽しくスポーツドライブを指南してもらえるのが「砂子塾」だ
砂子塾長(右)と東風谷高史事務局長(左)。このふたりから厳しくも楽しくスポーツドライブを指南してもらえるのが「砂子塾」だ

 密度の濃い運転漬けの1日を送って身体は疲労困憊だったが、それ以上に楽しさで充実感に満ちたトレーニングに。これならスポーツドライブ初心者の人も大いに楽しめるに違いない、そう思わされた砂子塾初体験でした!

砂子塾ウェブサイト

【画像ギャラリー】楽しさと充実感満載!! BC Web編集部員が「砂子塾」を1日体験!(82枚)画像ギャラリー

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