ETCカードを入れ忘れてETCゲートを無理やり突破しちゃった!
カード更新時やETCカードを手渡しして料金所を通過した後にはETCカードの入れ忘れや挿入方向の間違いは多く発生する。ETCカードが入っていても、車載器側のトラブルなどでETCゲートが閉じたところをやむなく通過することは稀にある。
ETCゲート寸前でカードの入れ忘れに気づいて急ブレーキ! や、入ってしまったETCレーンからバックで出て……というのは事故の可能性大なので絶対にやめるべきだ。
ちなみに、閉じたETCゲートにクルマが進入してバーに接触しても、現在のバーは発泡スチロールやウレタンなどの柔らかい素材でできていて、クルマに大きな損傷を与えることはまずない。バーに激突するというよりは、「押し開く」感じで通過可能だ。
ETCゲートのバーを無理やり押し開いて通過しているので、当然通行料金は課金されていない。
こういった場合は、次のSAやPAなどの安全な場所にクルマを止め、利用している高速道路の運営会社(NEXCOなど)へ電話連絡すべき。
電話で「氏名」や「車両ナンバー」などの必要な情報を伝え、運営会社が通行の事実を特定すればETCカードから自動引き落としされる場合がある。
一度だけ筆者も経験があるが、そのときは目的地の料金所(一般レーン)で係員に事情を説明すると、手持ちのETCカードでの決済を行ってくれた。
ちなみに支払わないとどうなるか?
ETCゲート通過時に撮影されているナンバープレート番号からクルマの所有者は特定できるので、場合によっては弁護士を通じて警告が届いたり、銀行口座が差し押さえられたりもする。
筆者が実際に見た・経験した走行中のうっかりミスとは?
ほかにも、一歩間違えたら大事故につながる可能性のあるうっかりミスも。
たとえば、こんなミスには要注意だ。
●サイドミラーをたたんだまま走行
●ボンネットやリアトランクが完全に閉まってないまま走行
●スカートのすそやシートベルトの金具(なぜ?)がドアに挟まったまま走行
●給油口のキャップやカバーが空いたまま走行
実は筆者もレアなうっかりミスを犯したことがある。
ある休日、ガソリンスタンドで給油し走行開始。数十キロ先のコンビニで、会計時に財布がないことに気づいた。「ガソリンスタンドで落としたか?」とクルマに乗り込もうとしたら、クルマのルーフになぜか私の財布がある……。
セルフ給油ガソリンスタンドでカード決済した後に財布をポケットにすぐ入れればいいものを、給油しながら財布をルーフに置いたのだった。数十キロもよく乗っかっていたな……(笑)。
とまあ、「うっかりミス」はあらゆるところで起こりうる。みなさんもうっかりミスには十分気をつけて、楽しいカーライフを!
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コメント
コメントの使い方知人の息子は代車で借りた軽自動車に軽油を入れたと、知人が嘆いていた。
車の燃料キャップの色を給油ガンと同じ色にすれば済むのに、なぜやらないのだろう。
普通は間違えないものだから、そこまでコストを掛けられないからだろうか。
であれば、キャップの上面の直径ギリギリのステッカーくらい貼れば良いのにね。