最近定番人気のSUVで装着していることが多いのが精悍な印象のブラック樹脂パーツ。ところが、経年劣化で“白ボケ”してしまうことも。そこでKeePer技研の「樹脂フェンダーキーパー」というメニューがあると聞き、さっそく試してみた。
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/平野 学
■黒さがウリのSUV定番、無塗装樹脂パーツは古くなると……
SUVの定番スタイルとなっている黒いフェンダーなどの無塗装樹脂パーツは、いかにもタフな感じで精悍なSUVらしさを演出してくれるものの、長年乗っていると経年劣化によって白ボケしてくるのが困りもの。
この樹脂パーツ、ここ最近だとSUVのみならずセダンのスバルWRX S4などにも装着されている。新車時はブラックが際立ってカッコよさを強調してくれるのはいいのだが、白くなってしまうとなんとも古さが際立ってしまうのだ。
こうした無塗装の樹脂パーツ用ケミカル剤なども市販されているのだが、下準備などにかなり手間がかかるようなのだ。担当はそのあたりも実は気になっていて、先代WRX S4から現行型WRX S4への買い換えに二の足を踏んでいたりする……。
そんな時にKeePer技研から「樹脂フェンダーキーパー」という打ってつけのメニューがあることを聞きつけた。
■さっそく初代フォードエスケープを持ち込んで作業へ!
「これは試してみない手はない!」ということで、さっそく東京・世田谷は上野毛にある「KeePer LABO世田谷店」にクルマを持ち込んで試すことにした。
担当のクルマは先代型WRX S4であるため、無塗装樹脂パーツは装着されていない。そこで今回の取材で撮影をお願いした平野カメラマンの愛車を持ち込むことになった。
彼の愛車は、2000年にフォード初のライトクロカン4WDとしてデビューした前期型エスケープ(2003年式)の2Lガソリン車。当時、フォード傘下だったマツダからは姉妹車としてトリビュートが発売されている。
エスケープは前後バンパー、サイド部に至るまでブラックの無塗装樹脂パーツを採用した典型的なSUVらしいSUVであるのだが、さすがに初年度登録から20年目を迎えた平野カメラマンのエスケープは樹脂パーツが白く色が褪せてしまっている。彼の撮影の相棒がどのくらい変わってくるのか、これは見ものだ。
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