熱中症を防ぐにはどうしたらいい?
運転中の熱中症を防ぐためのポイントは以下のとおり。
●こまめに水分を補給する(利尿作用のあるカフェインの入っていないものがお薦め)
●喉が渇く前に水分を補給をする
●栄養バランスの良い食事をする
●過労、睡眠不足を避ける
●エアコンを25~26℃に設定する
●湿度を40~60%程度に保つ
●サンバイザー、サンシェードなどを使用し、直射日光に当たらないようにする
「水分をとって脱水を防ぐ」「車内温度・湿度を適温に保つ」が熱中症予防策の柱。特に水分補給は重要。ただし、1回に体が吸収できる水分量には限界があるので、一気飲みをするとせっかくとった水分が無駄になってしまう。
1回あたり150mL程度を目安に、30分おきくらいに少しずつ飲むことが効果的だ。
熱中症? と思ったらどうしたらいい?
最後に熱中症になってしまったときの対処法を。
熱中症の代表的な初期症状は、めまい、頭痛、だるさ、吐き気、しびれ、ふくらはぎの攣り(こむらがえり)。運転中にこれらの症状が表われたら、すみやかに停車して下記の対策を。無理に運転を続けると症状がどんどん悪化して、命を落とすこともある。
●経口補水液、ない場合には、スポーツドリンクや水を少しずつ飲む
●首や脇の下、鼠径部などの太い血管がある場所を冷やす
●衣類をゆるめる
●肌が露出した部分に冷水をかけてうちわや扇風機などであおぐ
熱中症が悪化すると意識障害が出るため、無理に運転することは大変危険! めまいがする、意識が朦朧としてくるなど、症状が悪化してきた場合は、周囲の人に助けを求める、救急車を呼ぶなどしよう。
同乗者がいて、その同乗者が運転することが可能であれば、最寄りの医療機関へ。
梅雨時期は気温が下がり、「まだ夏じゃないから大丈夫」と思いがち。それが大きな落とし穴になることも。油断をせず、エアコンを適切に使い、こまめな水分補給をすることを強く意識しよう。
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