新型クラウンスポーツ課題は内装にあり? 輸入プレミアムSUVに勝つには価格と走りで勝負か

■欧州プレミアムSUVよりも買いやすい価格がグローバル展開の成功のカギか? 

2024年までに、新生クラウン4台がすべて出そろう。どのような活躍をしていくのか、楽しみである(左からクラウンクロスオーバー、クラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステート)
2024年までに、新生クラウン4台がすべて出そろう。どのような活躍をしていくのか、楽しみである(左からクラウンクロスオーバー、クラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステート)

 加えて、欧州プレミアムSUVたちには、それぞれの「ブランドバリュー」という強烈な後押しがある。

 トヨタは、世界的な自動車メーカーであることには違いないが、プレミアムメーカーではなく、あくまで大衆車メーカーだ。その点はクラウンシリーズにとって非常に悩ましいポイントであり、そもそも比較をするものでもない。

 ただ、新型クラウンスポーツは、価格が欧州プレミアムSUVたちよりも求めやすい価格となるとみられる。

 欧州プレミアムSUVたちまで手が届かない(もしくはそこまで欲しくない)層、そして、「新生クラウン」の名に魅力を感じ、あえてクラウンを選ぶ層によって、販売台数はきっと伸びるはず。

 「壊れにくい日本車、かつ、ハイブリッドのトヨタ」といった知名度のおかげもあり、欧州車よりもリセールがよくなるはずだ。新型クラウンスポーツは、グローバルで大活躍してくれるだろう。

【画像ギャラリー】期待大!! 新型クラウンスポーツのプロトタイプカーをイッキ見する!!(21枚)画像ギャラリー

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